ほじだへ

 諸星大二郎 なんとか。がみがみ婆の家で起こるなんか。江戸川乱歩みがないな。

 オラフ・ステープルトン『スターメイカー』
 「富士山 とそこから流れ出てくる溶岩のような人民」はあったと。

 横溝正史『獄門島 

人権意識に照らしてどうたらがあるのだが、あっちのでなくて、雪月花の親のお小夜さんは、ワザヲキでありシャーマニスム的なものもやるが、彼女のルーツにあるぽい草人と呼ばれる「陰陽師」(ルビは「おんみょうじ」)安倍晴明が作ったアレは、「本当かどうかは知らぬ」ので、カットしてもよさげなのだがKADOKAWAは偉大なのでちゃんと読める。作劇上、「二人以上で妄想をシェアしてたら宗教」と言ふ世界の定説を踏み躙り、お小夜聖天の信仰は、本作の重要なタームで言はれ、かつ近代知はぅ探偵さんは、近代的なインテリなので死すべき人間は彼の目の前でポンポン死んでゆく。

 ライマン・フランク=ボーム『サンタクロース少年の冒険』

 私がアレのナニで、ソレしたら、矢部太郎大先生へ挿絵お願ひすると思ふ。一見主人公の側が絶望的な抗争と、その後がなかなか。

 その矢部太郎『楽屋のトナくん』  先輩方の話に出てくる、「土砂降りの男」は、生きてたらアレであるが、しかし。彼を知らず、その話題についていけないトナくんは。