ふふそそ

朝 あさイチで軽井沢特集をやってゐた。コロナ禍で賑はってゐると言ふ情報の後でそれである。
番組では「沢屋」といふジャム屋を紹介してゐた。この店も昭和27年、ロシヤみのある西欧人のいろいろを受けで、八百屋から転身した店ださうである。そこではピロシキも出るらしい。中川翔子関係で有名なジャムこばやしは第二次大戦後に八百屋さんだった小林さんが亡命ロシヤ人とジャム屋さんへ転身したお店であるが、こっちも何となくロシヤ臭いのである。

 あぁ、塩パンは美味いなぁ。

 雨が何となく降るので畑へ行けない。そしてそこには、いやみったらしくスギナのフローラが広がる。クローバーフィールドも広がってゐる。ふん。

 ダークサイドミステリー
 ユナボマー関係。謎の木製の爆弾による謎のテロが何となく行はれ、ソレがだんだんイノベイトしてゆく。ソレが一応、大学と航空関係をターゲットにしてゐるので、その辺から行かうとするFBIが、色々困る。爆弾は、その辺のものを積み上げて拵へたと言ふすごいもので、この辺から捜査がしにくい。
 
 ユナボマーとFBIの丁々発止の筈のコンゲームが展開する。公開捜査で煽る捜査側に沈黙を以て答へる犯人、と言ふアレな事件が続く。

 まぁ、プロファイル(過去の情報からいろいろ推察する)から、ユナボマーはどう言ふ人物かが判明する。カジンスキーさんは後にさう言ふ人だと判明するが、犯行声明文も、さう言ふインテリジェンスであれな白人男性が書くやつといふ形になる。

 ラッダイト活動みたいなものでソレをやるといふ、その異常に長い論文で、なんとかなる。環境保護テロってアメリカに実在したんか。

 逮捕時、他が、1995~6年であるが、然るべき社会への怒りをイクスプロ―ジョンなもので表さんとするユナ・ボマーことカジンスキーと、オウム真理教サリン事件を対比はしない。
 どっかの説で、テロリストは須らく爆発為すべしと言って他のものは排除するけどアレは変だよねと言ふのがあった筈である。
 公表してどうのと言ふのでグリコ森永事件が出る。こっちは、「けいさつ の あほども え」といふ愉快な犯行文を出し、ブランドへナイフを突きつけて脅迫するといふ(朝倉喬司説)すごい者であったが、カジンスキーはさう言ふのをせず、淡々と爆弾を作り置き爆破していった。

 

 ゲストの福田充先生の『メディアとテロリズム

 福田先生は、「NHK映え」する人だったので却ってご意見が端折られてゐる。