ほんぺけ

ダイコンが結構育ってゐる。 

長野が警戒レヴェル3である。コロナ憎しである。

 いいけど畑に、なんぞのロゼッタがぶわーっと繁茂しててやばい。

 葱のへんに、塊茎を作る植物が生えてるので困るのである。

 ちばてつやひねもすのたり日記』 まぁぢぢいはねー、神経系とかやられるよねー、てふかぢぢいの裸でなくてだな、ちば先生が禁断のエロスを描くと(定期)

 ラテニヴェナトリクスに関する、資料がない。これが、なんで女性名なのかもよくわからないのだが、えーと、

 恐龍の中で、トロオドンと言ふのが発見され、その仲間でアジア系のサウロルニトイデスさんと、他が発見される。その後で、カール・セーガンと言ふ人が、生物学的な枠から負け出て人間に成りさうだなと言ふのを科学的根拠込み(確か)でこいてて―、その後、「ステノニコサウルス」が発見され、その発見者の関係が「生物学的な枠組みから負け出たこの恐竜」はディノサウロイドとか言はれて有名になり、他いろいろあって、ステノニコサウルスはトロオドンのシノニムといふことが判明、一応ステノニコサウルスさんは退場することになった。

 さらに後、サウロルニトイデスの標本の中から新種が発見され、ザナバザルと命名と言ふのがあったらしいのだが無視して、英国でラテニヴェナトリクスといふ、「トロオドン」の仲間の結構、いい標本が発見され、それと「ステノニコサウルス」「トロオドン」との骨の付き合せが行はれたところ、トロオドンさんの標本さんの中に、へんなほねがいぱーい、ソレを抜くと一匹の恐龍を作るに足るだけの量がなくなる程度に出て来たので、「トロオドン」さんは存在そのものが怪しくなったらしい。ネット資料以外にラテニヴェナトリクスへ言及してゐる資料が、えー。

 てふかNHKで使ひ回しされる映像において、抱卵してたのが雄っぽいと言ふ考証へ取材し、卵温めて子育てもする「トロオドン」のパパ恐龍が出てゐる。えー。

矢口高雄大先生がお亡くなりになってゐる。NHKでツチノコ特集やった矢先に。合掌。  『マタギ』は日本漫画家協会賞を受賞してゐるのか。 


【ch桜北海道】イザベラバードが見た本当のアイヌの生活[R2/8/3]

 メンタルがヘラってて、目と背骨が悪い、といふ女性でクリスチャン@四十歳代後半が、蝦夷が島(北海道と読め)へ行った、と言ふ旨。ウエメセで見てる割に、もちろん明治十年代の秋津島では、西欧系の女性(英国人)は、その辺にパンダがゐるやうなものなので、行く先々で好奇の目を向けられる。でも彼女はそれに耐えた。すごく探さないと 「愛しのヘンリエッタ(妹)、現地人の好奇の目に晒されまくってお姉さん凹んでいます」

と言ふのがない(どっかにあった)。大体、「どっかのお祭りで出ていたしょぼいエンターテインメントの中、一番人気はI・バードという異人であった」とか、通訳の伊藤鶴吉さんが頑張って、横浜の毛唐あるあるを編集し、「この女はこれこれこういうクソババアだぞ」と言って追い払はうとした(結局失敗したらしい)、などの表記が普通。

 I・バード(後にビショップへ改名)は、Aino(翻訳では「アイヌ」)について、「かたわ(左右で足の長さが違ふ女の子)が一人しかいない」とかの、比較的良い評価をしてゐる。本の冒頭の表記によれば、Aino表記は比較的土人の発音に近いさうなのだが、こっちで、通訳の伊藤さんは旅について考へ直すやう進言してゐるのに対し、強く勧めてゐるお医者さんで小林先生と言ふのがゐるのだが、

I・バードは彼を「KAYOBASHI」と表記してゐる(これは佐々大河『ふしぎの国のバード』に書いてあった)。

 さらに、通訳の伊藤鶴吉さんの「彼らは犬ですよ」と言ふaino観も収録してゐる。のは覚えてゐるが、土人の人が義経公の祠へ行くとき、陣羽織のやうなものを羽織っていくのは忘れてゐる。その際、御ほこらがすごい処なので、土人の人がI・バードさんを「英国紳士のような」エスコートで連れて行ってゐる。元祖フェミニストの説もあるバードさんは、土人が家の女性をボロクソこき使ってゐるのに、さういふ対応をされるのへ大変複雑な思ひをしてゐる。

 I・バードさんは敬虔なクリスチャンで、異教を一応敬してこれを遠ざくスタンスを持ってゐるので、義経公の像は拝まない旨を言ふ。

 土人の倉庫には九谷焼がえらいことあったとか、副酋長さんのママンが大変なことになったので自前のなんか(さう言ふわけでをばさんは病弱なのでいろいろその手の者を持ってゐるのである)で何とかし、副酋長さんから感謝された、とか、いろいろある。  ちゃんとした訳らしい『日本奥地紀行』