ぬふぎょ

 いしかわじゅん『ちゃんどらの逆襲』
 高橋留美子大先生が『めぞん一刻』を掲載し始めたスピリッツで、その前からやってる頃にかけて掲載された『ちゃんどら』が、いろいろあって双葉社から刊行され、連載が「獅子王』誌へ移行したものださうである。

 作者の知り合ひらしい高千穂遥館淳一 一条さゆりの方、高柳良一が解説を書いてゐる。

 ロボット探偵ちゃんどらが、一応霊の障りを何とかすると言ふ話である。

 作者は「美人の女性はマンガ家一人につき一人」といふ説を唱へる割に、双子といふ必殺技の他、いろいろパターンを駆使して何人も整った顔のおねいさんを出してゐる。

 作者のオカルト関係に関するアプローチの距離が、よく解るが、ローズマリ・エレン・グィリーによれば、狼憑き系の来館てふかウルフマニアの方は血を求めるさうである。なのでその辺はヴァンパイア関係と紛らはしいのである。ソレの体系が出てゐる。いろいろあって、楳図かずお先生といふ、表現が非手塚系で、かつマジョリティを獲得してゐる者の表現が出てゐる。へー。

 島本和彦アオイホノオかがみあきらって松本伊代派だった可能性があるのかッ!!そして新人君の焔はッ!!まぁ新人くんみたいな制作を!!