ふふぼぎゅ

 年末である。

 2022年は大変であった。
 近所で訃報がそこそこあった。これは八十歳以上の老婆とかである。更に新型コロナ肺炎に、親戚が罹るとか、いろいろあった。

 なんか知らんのだが、七十歳代で亡くなる著名人が多すぎた。これは今年に限らないのだが。

 ロシヤのウクライナ侵攻は、えーと、よく解らない。自衛を徹底するウクライナ側、やる気のないロシヤ兵、泥沼とかのレヴェルではない。

 『鎌倉殿の13人』は見てしまった。承久の乱で改革が行はれるとか、五行説におけるメタル属性が4,9、合計の13であるとか、さう言ふわけで義経公は劇中「八幡大菩薩の化身」と言はれ、頼朝公も信心が微妙とか、主人公北条義時も神仏に関し距離があるとか、で弁天信仰は完全に無視されてゐるものの、荒俣宏説で弁天はメタル属性で、かつ時代考証に基づけばみんなで弓矢とか槍とかばこばこ遣りまくる訳であるが、大江広元が刀を振り回す際にナレーションで
「この時代、白兵は卑下されていた」
とかがないとか、白兵がそこそこメインにあったのであった。おお。なんか革なメタル属性。
あと三谷幸喜御大は、スターウォーズとかを資料にしてゐるさうであるが、北条義時と息子は、最後まで見ると、『ダースヴェイダーとルーク(4歳)』が、まともに、公式で、ヴェイダー卿が息子を手元で育てつつ銀河を制するために働くみたいなアレであった。主人公は再婚はするんだけど。

 ちゃんと勧善懲悪ではなく、かつ北条氏がそのトライバルなロード系坂東武者の棟梁としてふんぞり返ったら東日本は安心な感じがあって、国村隼さん演じるをっさんがしょっ引かれ、不気味な豫言をして梟首をさらし、鎌倉に都が築かれる合間に、築かれる死体の山の材料が、三浦氏や源氏はもとより比企氏も上総之介も和田殿も、性格がよい方で、かついい感じで野心家さんで、ノモスの経営としては特に問題なさげな皆さんが、上皇様がゐて「せいい、たいしょうぐんっ」がゐて、その下で合議制によって出るといふシステムを破壊せんとするアレを、主人公がひたすら粉砕してゆくてふ後味が悪い者は、後味が悪くてよかった。

 温泉むすめとか、まったく興味がないのだが、なんかその辺が燃やされる~どっかのをっさんが立ち上がる~大変なことになる てふ凄いアレが年末にぶわーっと出る、夢にゃんの関係余計なことこきまくる~といふあれでただただ、権威とかなんとかが形骸化し何か凄まじい者がたち現れるのを、はぇーとか言ってみてゐる。

 ちゃんと、仁藤夢にゃんの関係は、イエス様の御言を聴く柱を基に、巨大なタコツボあるいはエリジウムへ引き籠り、その中でのジャーゴン、他が展開する上でいろいろをやってゐたが、その壁の外へいろいろやりすぎたので、少なくとも今なんか言ふのはあれなのだが、暇空茜さんは少なくともリーガルなものを積み上げ、他人へ夢にゃんの所属する世間様に関するものを公開し、判断を仰いでゐる。その他人の世間様は一般常識に照らして夢にゃんの仕事がいかなるものであるかを見、呆れ、腹筋を壊してゐる。

 てふか、どっかの女性週刊誌辺りで「Colaboの闇を撃つ!!」とか本当にないんかなー、実話タブーしか見てないなーとか思った。

 こちらのお題目としては、文字による電子メディアは、「その辺で言えん」なだけの者をこくもので、いはゆる本音である。人権派やリベラルが躊躇なくヘイトスピーチをこくと言ふ歴史と傳統に一ミリも疑問を抱かずそれを普通に行ふと言ふのは、リベラルしぐさから四万光年ほど離れてる感じである。

 リミックスZ
 カラパイア AD三千年の人類 ミンディ について。

 ゲッターズ飯田のなんか

 スカシカシパン通信
 蛸さんウインナー似の新種。
 ヤドリツノムシの一種でヤマタロウガニに共生する。
ヤマタロウヤドリツノムシ と命名されたさうである。
 スケルトンでカニさんにこのウズムシっぽい生き物が湧くさまは若干きもさが出ると中川さん語る。