ぞめぞめ

 『鎌倉殿の13人』で、源九郎判官義経が東北から南下してきてどうたらをやり、その際近所の土人が里芋を彼らに振舞ひ、諸般の事情で「一方こちらでは」国村隼演じるをっさんが、後に鎌倉あたりへ幕府を開く皆さんによって斬首される、と言ふのがあった。
 上総之介の悲劇とか他もあるのだが、さう言へば昔、田辺聖子大先生の自傳ぽい連続TV小説があったなぁと思ったら、朝に再放送であった。
タイトル『芋たこなんきん』、どうもこのばあひのイモは里芋ださうで、南京は「サムシング小っちゃい者」と言ふ意味があると日本国語大辞典にあった。そしてヒロインの旦那が国村隼で、確かにブギーマンみのある「カモカのをっちゃん」面をしてゐる。そして二人が、まったりするのに
「みなもとの くろう ほうがん」
「べんけいにしておけ」
 とかまったり話すのである。
 田辺聖子と言ったら須らくスヌーピー為すべきであるが、本人がご挨拶に出る際にも確か大先生と脚本家かなんかはスヌ―を抱いてないのである。ので見てない。

 そして畑に鳥が来る。ジャガイモはすくすくと育ってゐる。スイバが群れてゐる。

 wikipediaにオリチャ(ざっくり西アフリカの皆さんが拝んでる神様 厳密には土人は「オリシャ」と発音するがキューバと亜へ連れて枯れたクロンボの人は「オリチャ」発音する)の記事がある。英語版に結構ある。スペルが若干異なる。

 辰野淳也『ヴードゥー教の世界』檀原照和ヴードゥー大全』ローズマリー・エレン=グィリー『魔女と魔術の事典』に、ゾンビがインフルエンスした経緯がない。フランシス・ドゥヴァリエはある。彼がセクト的な組織の人だと言ふのはある。さう言ふヴードゥーの人の犯罪者に対する制裁としてのゾンビ化に関して彼が言ったってふのがあった筈なのだがソレがその辺の諸資料にない。しかも、ゾンビ化の毒そのものはフォン人だかカラバル関係の人が作った奴で、「ゾンビ」といふ呼称はまうちょっと東の方の土人(16世紀ころにはコンゴとかからポルトガルの人が狩りまくってゐた)が、「なんぞスピリチュアルな者」を指すものとして使ってをり、さらにその辺のクロンボは、死者の霊にビビる感覚を持たない。うにゃー。

 リミックスZ
 中川翔子さんは誕生日(厳密には五月五日)であった。
 ゴキヴリ チャバネゴキブリには殺虫剤に抵抗性のあるものが
 それについて「ちょっとかっこいい」が中川翔子さん評
 考古学の関係
 スカシカシパン通信
シンクロダンスで獲物を狩るクモ
 1cmにも満たない蜘蛛が皆さんで寄り合って巣を張る。
 社会性で、獲物の引っかかった振動を感知しやすくするためシンクロ行動をする。
「我々にはできない」がお二人評