うのほぽゆ

 施川ユウキバーナード嬢曰く。』カラーで神林のおみ足が見れる。脳みそに関するものと灰色の脳細胞。

 『映像研には手を出すな!』ナグ・ハマディ文書、あと『攻殻機動隊のパロディ』見たかったけど本放送で見てた筈だけどすっかり忘れてゐる。しかも映像研へ逮捕しに来たのが突撃隊の人でなくてさかきソワンデ生徒会長ぢゃなかった書記であった。「アイデアル傘」ネタは聞いた記憶がないが、サンキュー照代ネタはあった。みんなで作ったアレがナニして、他がダメになった時、映像研は!!我らが映像研は!!てふか金森Pがチェーンソーで!!をやって、コメットAと言ふのはなかなかイカシた展開。

 「作者の鏡としての攻殻」草薙少佐が「荒巻素子」になるのと前後して攻殻が他の作者によって描かれるやうになるとか、はいいとして、野良のバウンティハンターやってる草薙メスゴリラとゆかいな野郎どもが、実際にやられてるのかわからない荒巻さんに依頼されて、そんなものは普通あるだらうな非人道的ブラック企業へ潜入してまぁ仕事はすると、公安と称する理想の職場がー、と言ふのと、大阪の出版社でしこしこ「単行本いきなり形式」のマンガ書いてた兄さんが、大友克洋とやらの紹介で講談社って東京の出版社、からジャパニーズスタイルによるマンガの発表の場を提供され、濃い奴を描く といふへパラフレーズが可能の筈であるが、資料が少なすぎるので何とも言へん。

 『笑天』関係のドラマ なんか去勢された感が否めないのだが、よく言はれる立川談志関係、他が出てゐるので観賞はした。確かにブラックジョークを夕方やるのはいかがなものかには違ひないのだが、1990年代までのフジTVで夜中、暗黒大喜利やった場合「傳説の番組」になる可能性が滅茶苦茶高いのである。橋爪功御大の彦六はすごかったとか、三波伸介林家三平役の「ガワ」は大変そっくりであったがうーんとか、「床屋さんでカミソリ片手にアレをする」ネタはまぁ面白いんだけど、劇中の落語家全員、作者を斬るとかは無さげ。歌丸師匠はまうちょっと女どもを上から目線でガン見してくれないと困る。あと談志夫人役の篠田麻里子さんの「顔が平成」感は、何つうかであった。談志師匠が、敬愛してゐる師、その偉大なる、蛸壺化するでいいと思ふ旧弊の大将で、かつ噺家としての腕の良い人である長野の人は、アレがやりたいけどできないと聴き、なんぞの番組オーディションでそれを持ってきて落語家へさせ何人か「さいってぇ」な藝を披露する人を採用し(尺が足りないので一人だ)、最後に師へアレをさせ、終る。土人あるあるでよく知られないのだが、史実の談志師匠は長野の飯田市に良く来てたらしい。「飯田の人を笑わせれば一流」とかお弟子に言ってたとかださうである。

 柄本時生さん演じる木久蔵師匠が、なんか出演の進退に関して番組関係者が言ってるのを自分のことだと思ってビビる、とやってゐたが、かう言ふのは前に『ゲゲゲの女房』で佑さん演じる水木しげるアシでスティップル担当の「すがちゃん」氏が同じやうなこと言はれてた気がする。