んこここ

 寒い。
 メノ・スヒルトハウゼン『ダーウィンの覗き穴』のインデックスを作 らうとしてやめてゐる。果てしなく、ちんこまんこちんこまんこをメモし、淫乱なナメクジのちんこがとか、上村佳孝先生がそれをしてその名を世界に知らしめたハエとか、C・ダーウィンの偉業たる、フジツボの長ちんことか、その娘ヘンリエッタが父親の論文へ行った絶対に必要だけどやると研究が滞る校閲、あとエティ・ダーウィンキノコ狩り、が何ページかをやるのである。
 『鬼滅の刃遊郭編を見てない。さう言へば音柱の人のネポティズムは、小池一夫せンせいを踏へてなほフェミナンな感じが言はれてみればする。

 『映像研には手を出すな!』アニメの再放送は、来年の1月2日までださうである。最終日は気合の壱時間放送である。河童が結構その辺にゐる。さかきさんが結構アレであった。

 クリスマスシーズンなのでやってた『東京ゴッドファーザーズ』を見る。巧みな伏線が、いやって程はられ、結構よろしい。ユーモアの感覚が結構あるのであった。歌の上手いおかまといったら須らく「ろくでなし(Mauvais Garçon)」をその良いみ声でやらないといけないのはよいのだが、今敏御大の作品で声優に江守徹さんまで出てるのに、あ、彼が声当ててる人はストレートの人なのにアレの人だ、エンディングが大御所だけど平沢進ぢゃない。あと、おかまバーで働いてなんかやってホームレスになった元歌姫の「家」の、部屋はぼろでも心が錦な部分を見逸る。対蹠的な、浮浪者のぢぢいの藝術的な外と、アレな中は見れた。
 ナースキャップとか、電話ボックスで電話とか、時代だなぁとか。
 紅一点がいろいろあってお世話になる在日の人といったら、今敏御大は大友克洋監督の実写映画『ワールドアパートメントホラー』のマンガ化をやってた筈である。そこに出てくる重要なアフロ南米禰宜様の描写に、若干ユーモアが出てゐた筈である。女性、アレな少女とか花嫁さんとか日本語が喋れん在日のおかんとか、重要な女性とか、確かに、御大のウェブサイトにあった「パンチラとやらが良いというので具象性と写実性を上げた陰毛付きのアンダーぱんつを描いたら違うと言われた」人の書きさうな造形であった。

 あほすたさん秋田書店あほすたさん』もてるためにはまづ体を洗ふ