へぺそどー

ジャガイモの芽が出た

 スイバ スイコンボ の芽も出た。もちろんこれは育ててゐない。

 あほすたさん秋田書店あほすたさん』まぁ誰でも比較的するっと行けるフェチのイヴェントへ行ったあほすたさんが。『ガンダムW』のトロワが!まぁこの場合「あほすたさんは老け専」とやってゐるので、「安倍頼母」ちゃンにッ!やられた とかならしい。

新井祥 『性別が、ない!sideB』二十台の娘さんの彼女@三十歳代の方がV系のお化粧をする件について。ロックとかに興味のない彼女がさう言ふのになるのは、なんかアレなナニがそれで。

いはゆるハイパーボリアっつうかヒュペルボーレイオイの南に、ボレアースと言ふ凶暴な北風の吹くところがあって、さらに南に、スキュティア人が、それによって前へ進めないと言ってゐる、ヘーロドトスは「雪」と断言する「羽毛のようなもの」が果てしなく降り積もるところがあり、プリニウスのいふ「プテロポロス(羽毛の如き雪)」地方の辺りに、リーパイオス山といふ峻厳らしい山がある。そこの頂に、グリフォンとアリマスポイ族が激烈な抗争を繰り広げてゐる。と『博物誌』は説く。

 グリュフォンは、金属関係に縁があるモンスターであるほか、馬と仲が悪いことになってゐる。ヘロドトス『歴史』の岩波版中篇の注釈によれば、アリマスポイはヘロドトスの「アリマ(一つの)」、「スプー(目)」と言ふスキュティアの言葉 といふ説は、「アリ(一つの)」「マスポイ(目)」説と共に多分説得力に欠け、妥当な説は「馬が好きなもの」の意ださうである。

 16世紀、アリオスト『狂えるオルランド』でヒポグリフが出たときは、「グリュプスが牝馬を犯して」できたその謎の禁断の愛の結晶は「リファエア山」にゐると描かれてゐる。なんか、はー。

中川翔子『死ぬんじゃねーぞ!』