おびゃーとっと

全力で水田を主張してゐる筈の、畑を何とかし始める。
 蕗が生えだしてゐる。
 風が強い。
 ゆうきまさみ『新九郎 奔る!』いろいろ。その領主貴族系が開墾しまくり、官僚貴族系のが形骸化してはゐるが何となく力がまぁあるかなと言ふ状態で、皆さんがのたうち回るといふ構造はあるわけで。さう言ふ関係で新九郎殿が鍬を振るふ。

 柳田『幻覚の実験』は、買ってた。その、「御神体の意志を拾い上げて、そこらで土をほじくって遊んでたら(五銭玉を大量に発見ウヒョー)、白昼に恒星を」は、・・・水木しげる先生がの他に、水木先生からねずみ男呼ばはりされてゐる浅羽通明先生も引用してゐた。しかも柳田少年は、星を大量に見てゐる上、関西人なのでその辺の知人友人に言ひまくり、ツッコミをかまされまくってゐた。

 浅羽通明『野望としての教養』

 発行当時はあれだに、長野の駅前の平安堂で平積になっとったんだに。

 後、妖怪砂撒き狸あるいは貉が砂を撒くと言ふ怪奇現象に関し、どうも川で水浴びをした「貉」が、砂浜でくりくりした後、その辺でプルプルする際に、砂が笹などにあたって鳴るのを、さうしたのでは、と言ってゐる『狸のデモノロジー』もあった。どっかにあったと思ったら買ってた。こっちは、さう言ふわけなので妖怪砂撒き狸がいかに出来たかを、動物の観察によりなんか言ってゐる。リテレートっぽいな。

河童の分類は、aガワッパ カワノトノ(九州に多い) カワッパ、カワワラワ、カワロ(東海~東北関係)など、ガキを主張するもの、bセージン、ミズシン、メドチなどの神様系でちゃんと一番古いもの(東北地方)、cカワソ ガメなど生物系(北陸、中国、四国地方が主)、dコマヒキ、シリコボシ、ヒョースベ など属性や鳴き声によるものとする資料を発見。捜してた本棚の隣の方であった
 『日本神話伝説大事典』 勉誠出版 218

こっち。

 いいけどこの辺を書いてゐる瀬下いずみの人名をググっても出ない。

ちばてつやひねもすのたり日記』ちば先生の還暦時のアレについて。1999年頃『GORO』ってあったんか。