どんたった たらりらりー

ぱふーん

 近所にセヴンイレヴンができた。厳密には、まう一軒できた。出来はまぁあんなもんだ。黄金のパンを、喰ひたいがなんか。

 朝、気が付くと自動車のフロントガラスが真っ白になってゐる。困ったものである。  公輸盤伝、雲梯作って墨子と有併せの物でSLGやって負けた話(「公輸篇」)の他に鉤拒とやら言ふ船上兵器を作って墨子さんに怒られた(「魯問篇」)とか、『墨子』で出まくりだった。

彼は多分『墨子』内で、まぁイデオロギーの乗らないいろいろを作って為政者のほか子墨子からいい様に使はれてゐる、で良い筈。

 すげえ皮肉なことに、「戒厳令下の平和主義」を唱へる子墨子さんの理想はアレになり、なんとか言ひながら「儒教による迫害(多分)」を斜めに見ながら公輸盤のいろいろは支那全土に浸透し、皮肉βで、仏教伝来時、いい御寺が出ると「魯班が苦心の」と言はれるやうになったさうである。あう。

 イナガキ・タルホの翻編で出てくる「墨子が三年かかって木の鳶を作った」は『韓非子』!!であった。なんだかなー。

 まぁなんか、巧聖先師の支那語WIKIは、秋津島のあほなやつよりは充実してゐた。まぁ。

 マンドラゴラ伝承、欧州では、トマトが来た際「ベラドンナ(ナス科)っぽい」ので忌避されたが、誰ぞが「loveApple(マンドラゴラの別名)の仲間だと思われる」と言って以来、ちょっとトマトブーム(マンドラゴラにある媚薬の効果が期待されたらしい)が出たと言ふ資料を忘れてゐる。それによるとトマトの根っこはマンドラゴラっぽいらしい。  さういへば、トニーたけざき『岸和田博士の科学的愛情』でのラ・マンドラゴラは、「野郎の裸で興奮」して捕獲(通常は処女の娘さんが精進潔斎したあと裸でエロいことを言って近づいて犬を繋ぐ)され、ナスで自慰を(マンドラゴラはナス科)し、愛がどうたら(マンドラゴラのヘブライ語のドゥダイームはヘブライ語で「娘からの愛」を指すドーディとヘブライ語圏人的に関連するとされた)なのであった。

 トニーたけざき大先生は、まだ、かの暗黒へいく手前で踏みとどまれる人なので、夏目房之介説でラ・マンドラゴラと岸和田博士への愛の「結晶」が出る際、パースの奥でヒロインみたいなのが楳図ってる。八巻はギャグといふか「笑」の暗黒部分が出てる回なのだが、モロ出しなのはこの巻だけで、九巻になると通常営業が展開するのである。

 個人的には東京横町の「アジアコーヒー」のドアに「ネーポンあります」とあるところが好き(トニーたけざき先生は関西人)

 『南方熊楠英文なんとか』といふ、南方先生が『ネイチャー』とか『ノーツ&クィリーズ』へ寄稿した奴の訳文が解説付きで出てた。ムカデクジラとかシュレッゲル先生への批判とか、さう言ふのを翻訳して解説も付けたやつであった。でもマンドレイク関係で「ヤマブドウ」がどうたらいふのがないのであった。アレは多分ヤマゴボウの誤記で良い筈だ。

 『ネイチャー』寄稿版で、ブエノスアイレスの人が発表した、「Orocoma」とやら言ふ、

a犬っぽい

b南米の生き物らしい

c人を見ると襲ひかかって肉球かなんかでどつき回して倒れたところを葉っぱで覆ふらしい

d武装した人間は一応襲はないらしいeさういふ場合はオンサだかティグレだか呼ぶらしい

f人が隠れてるとオロコマさんがオンサの人と困るらしい

g該当する生物がゐないらしい と言ふのの詳細募集と言ふのがあった。この生き物は旧世界のジャッカルに関するいろいろに似る(厳密にはジャッカルは獲物を葉っぱで覆ふとかさう言はれるとかはない)んだよな。

 『ゲゲゲの女房』雑に見る。青野武の声で喋るぬこ様(アニメーション表現)が、まぁ水木しげる的な表現で、もふもふしてゐた。当時の水木先生は、まだぬこ様に関して何の感慨も持ってゐなかったはずなので、先生とぬこ様は、さう言ふ関係であった。

しかしそれにしても、桃山人夜話だか何だかの人が(妖怪ウマシカとか妖怪ニガワラヒとかと共に)ぴゃっと書いただけの妖怪いそがし(絵と名前だけでどういふ者なのかが全く解らない)が、水木プロで祟るやうになるとは。

 大昔、「バブルが崩壊したのでクルーザー買った」とかの1990年代初頭、雑誌『ムー』で連載された『水木しげるの憑物百怪』で紹介された妖怪いそがしは「なんか忙しそうにしている人へ取り憑く」物であり、当時の日本人へ憑いてゐるものでどうのといふ、なんか、とりあへず批判しとけ的なものであった。

 あぁさういへば小松和彦説で、ジャパニーズ憑物はポゼッションとかオブセッションとかよりはスティグマといった方がよいと言ふのがあった。

 さう言へば、石田英一郎説におけるニコラウス信仰の原型は、エフェソスのアルテミスといふ海神(『河童駒引考』岩波文庫p259)であった。エレミール・ゾラによれば、神話において性別がgdgdになる言訳で、1神様の子作り2水へ潜る3蛇を突っつく と言ふのがあるのであるが、水属性の守護聖人ミュラの聖ニコラウスの成立そのものにそれが認められた。ただ、サンタさんの造形は他に、本地垂迹的なものでは本地は北欧神話のトゥール(マイティソー)の方が該当するとか、オーディンとキャラが似てるとか、いろいろあるので一概にはいへない。

 リミックスZ 矮雄と「交尾映え」を何とかせねば。てふか最近矮雄(わいゆう)でないな。矮雌(わいし)は、合法ロリのなんとかネジレバネ(まんこといふか卵を出したり精子を受け取ったりする器官がない)とかあと蓑虫とかゐるのだが。

荒川弘百姓貴族』  あー。

リミックスZ 

鳥羽水族館で、2014年からゐるダイオウグソクムシ(体重1kg!!)が脱皮はしたと言ふのへ。中川「BLはあまり嫌いではないが興味はない」翔子さんが交尾関係についての指摘。

 バフンウニは雌のがまずい。オウサマウニ(原始的なもの)はかっこいい など。

 弁天ウニは深海生物なのに赤と他のストライプ。

 スカシカシパン通信  ガムシ 交尾

本体は、「つるつるしちゃってる」造形。

 上ってずり落ちながら嵌めるといふ、中川翔子の脳内へ無限ループしかねない交尾。ださうである。

 しかもしょこたんの端末でガムシを検索しても交尾画像が出ない!!なんと!!  『ワンパンマン』 あーうー。  いろいろ うん。

 

『ネイチャー』篇

  『ノーツ&クエリーズ』篇