気合の入った雨が降る。
台風が温帯低気圧になったらしいのだが、風がすごい。ただ、そこここに青空が見れる。
手塚治虫『ばるぼら』 千九百、七十云年刊か、とか何とか。
文化をかう言ふ風に捉へるとかうなるなぁとか思ったが、ブードゥー出てくるんだからなんかアグリカルチャーなものが出てもいいと思ふのだが。
『地球を呑む』 デルモイドZ(呉智英説で、「モデルの綴り換え+最終を指すZ」かなんか)に関するいろいろがー。一九六八年辺に掲載なので、多分成立してゐる。その当時は、日本人である自分に自信が持てない頃で、アナーキスムがまだイデオロギーの頂点として君臨してた頃で良い筈。なんかー。
手塚大先生が当初タイトルにせんとしてゐた「蚕む」は、「蚕食(さんしょく)」でないと「むしばむ」系のタームにならない。
なんか、杉浦茂諸作品を見たわけではないのだが、DVD版『風の谷のナウシカ』での、庵野秀明御大の「見りゃわかるのにわざわざ」やれ
「閃光で王蟲が目を回した」
だの何だのと言ってゐる(庵野さんはその後『風立ちぬ』で声優を務め、パラシュートで落ちる人を見て「落下傘」とか言ってゐる)のをぼぉっと聴いて思ったのだが、宮崎駿御大のさう言ふセリフ加減も、
「わたい いや違った拙者の吾輩はね ラザニアときたら目がないんだよ」
とかの(なんか違った気がする)オーラルなメディアとしての杉浦茂作品の影響があるでいいみたい。
『スカーレット』 なんか、西川TMレボレボが出るらしいのだが観てゐない。
『おしん』 きっついので見てゐない。
『遺留捜査』フェンシングおねいさん(子持ち)が出たので見てしまった。主人公の「孤独な知識人」ぷりと、彼に対する周辺の無理解ぷりがなんか嫌なので見たくはないのだが。といふか、栗山千明さん演じるおねいさんがその変な人に振り回されてるのであった。
『三体』劉慈欣 少なくとも「王淼」とか「楊冬」とか、人名は漢字表記である。大変複雑なことに、小林快次大先生の諸著書で、ダイナソー小林がリスペクトし支那が世界に誇る古生物関係の大御所の皆さんは「シュー・シン」とか「ドン・チミン」などの表記である。あーうー。
最近、ブックオフで黒史郎、朱雀門出辺りの、ホラー短編をぼぉっと読む。で買はない。つまらないと言ふわけではないのだが、まうちょっとほしい。
リミックスZ 蝉の生き死にの識別法(足が開いてるか)
クイズ王について。
スカシカシパン通信
ニュージーランドのケア(寒冷地系の鸚鵡)
人懐っこい
車を集団で襲ひ、部品を壊す。靴ひもをほぐす。スキー場でビールを呷る。
「よくしゃべる」といふしょこたん評。
2017年 バードオヴザイヤ―で、大賞受賞。