本屋へ行った日

「鬼灯の冷徹」 

あっきはばらか。EU地獄の悪魔の方は確かに、ちょっとなぁ。

 日本人には三魂七魄とか、ソウルとスピリットとか言った霊魂観ないからなあ。お迎え課もさう言ふ感じだしなぁ。

 「可愛い」と言ふ概念が悪魔のうしはく物から負け出てゐるからなあ。キリスト教圏ではヘブライ語で「可愛い」を指す「ナアマ」といふ名の娘さんは、諸悪魔のママンになってるんだけどなあ まあ無理だなあ

 

 ユンケルの飲みすぎで内臓の壱がフォアグラに劣るとも勝らないけど明らかにでかくなってる上、なんだか筋肉がついてる江口先生は マンガ家の鑑だよなぁ。

 

 江口夏美 を描き直してゐるギャグは面白い が、普通「こんなんでいいです」と言ふ死者の生前の注文なぞは無視されて、偉大なるマンガ家江口夏「実」先生は死後、あのお迎え参連星につれられる目の前で、壮大な葬式をかまされ、でかい墓を建てられるのだ。だいたいさう言ふものだ。