ゆうきまさみ『新九郎、奔る!』太田道灌は、肉親との関係で鍛へた交渉術を以て伊勢新九郎へ望むが、なんかあるのであった。今回は、増川宏一大先生が研究のために便宜上やる双六(いはゆるすごろく)と雙六(バックギャモンみたいなの)の体系がなされてゐるのであった。さういへば折口信夫説で伊勢新九郎ラッパ(忍者の関係)説が。
江口夏実『出禁のモグラ』単行本の売れ行きは好調 そして、動物霊は偉大であった。肉体賛歌で、憑かれ屋だか祟られ屋で何となく働くぬこときたら夢枕獏『闇狩り師』関係。「信長公 池の水全部抜く」とかなら、『陰態の家』2は無理か(シャーマン的な人の人形を用ゐる関係がなんかやる話 こっちのぬこ様はお留守番)
