幻解!超常ファイルE+  『UFO神話』のなんとか。全三回の第一回。

 アメリカで終戦直後 ケネス・アーノルドさんが目撃と説く。「フライングソーサー」と言ふ呼称とその流通はそのまま。

 それ以降、冷戦が続く中、UFOは「国産或いはロシヤ製」秘密兵器説が蔓延

 1948年までなんとなく信じられる。

その後、UFO調査機関が立ち上がり、いろいろ調べた結果、ソレは「どっかの外惑星から来た者がある」と言ふのが纏められ、お上から却下される。

 あと皆神龍太郎説がどうたら、ドナルド・キーホーがどうとか、が展開。1952年までのいろいろ。「自国へ攻撃するもんで無きゃ別にいいや」な米空軍と、「なんか、異星人とかなんかなのかっ」とか思ふ民衆との齟齬で、自体は「外惑星人がなんぞの乗り物に乗って地球とくにアメリカへ来訪し、民衆を観察する上に国家はそれを隠蔽」といふ話が醸造される。

小川未明 『電信柱と妙な男』 けっこう怖い。