むにょにょ

水田は、草が萌え出る。

 蕗は、木本で良い筈。なんとなく、地下を走る地下茎だかなんだかはセルロースが奔ってる臭い。

 最近、宮澤賢治づいてゐるが、その関係で『銀河鉄道の夜』なぞを読んでみると
 ジョバンニが靴を脱いで家に入ってゐる。
 浅羽通明先生の著書でナショナリスムを指摘する際に、靴を脱ぐと言ふジャパニーズしぐさが出てゐるが、宮崎駿御大のインタヴューで宮澤賢治関係をだしになんか言はれた際、出てた気がする。

 『銀河鉄道の某』初期形では、ブルカニロ博士とやら言ふをっさんが出てきて、ジョバンニへなんか説教をするのだが、角川版ではなんとなく彼っぽい人が終盤に出て来るのだが、新潮文庫版では出てこない。

 さう言ふわけで、ジョバンニはクラスメイトから
「らっこの上着が来るよ」
 と揶揄はれ、サソリが二次消費者として罪業を告白するのだが、ヴェジ ビジテリアン的に牛乳は多分よいのだらうからほっておいて、「ザウエルという犬」は劇中出てこないのだが、まぁ元気なもふもふでありいやみなクソ獣ではない。

 てふか体にちょうど合ふほど稼ぎたい。

 石田英一郎『河童駒引考』によれば、東日本では馬が水の神に捧げられた。また、元来、水属性の何かは牛を好むもので、ソレが時代の推移によって牛から馬へとシフトし零落した、と言ふのがある。ケンタウルス(牛殺しの意があった筈)と言ふ冗談のやうなものは、露を降らせるに相応しい者なのであった。
 さう言へば、古代の獣の図鑑(ドゥーガル・ディクソン)を見て、「ボス」といふ冗談のやうな名前の古代牛がゐるのを確認し、なんだかなぁと思ってゐたら、そのD・ディクソン大先生も、『フューチャーイズワイルド』で、人類絶滅後、五百万年後の未来、何回目かの塩原になった旧地中海で、元気に跳ね回る猪を「スクローファ(今の猪の学名がSus Scrofa)」と命名してゐるのであった。

  リミックスZ
 クラカケアザラシ 交尾画像がない理由
 アクアマリンふくしまでは「オス(一頭!!)のみなので無理」他、雌雄で飼はれてゐた所も、飼育の段階で難しく、
さらにクラカケさんは外洋性で、野生下でやってる所も観察しにくい、といふ飼育員の投稿が紹介される。
 交尾―

 今井晶子さん 床の話

 足の下のステキな床

 床マニアは百人程なのだが、タイルマニア、床の味を知る昭和建築マニアは結構ゐる。

 スカシカシパン通信

 電池不要 メタノールで動く極小ロボット
 ロビートル

 「交尾させたい」しょこたん
 「ロボよりもサイボーグ虫の方が早くないか」山田さん評