たりぃ
灼熱の太陽。
果てしなく草が生えてゐる。
サトイモの葉の上で、コガネムシ系の甲虫が愛をむさぼってゐる。虫なんだから本能ではめてゐるだけといふにはあまりにも、どっちかっつうと味気がなさすぎる、入れてるだけで微動だにしない。
日本人のおなまえっ を見る
あとはアマビエ(アマビコ説を唱へる)とか、芥川龍之介と河童の関係など。
ダークサイドミステリー
YAMASHITAtreasureとやら。
フィリピンにある、大東亜戦争時の山下さんが埋めたらしい、財宝とやら。
マレーの虎 山下奉文 彼がフィリピンで激戦してゐたころの1944年、土人から「日本軍がなんかを埋めた」と言ふ伝説が広まる。
1970年頃 黄金の仏像が発見される 翌年、当局が没収するが、その後仏像は行方不明。
1941年 日本軍が快進撃を続けた際、その辺の金銀財宝をかき集めてゐるといふうわさが流れてゐる
1945年、ルソン島へ撤退した山下部隊が、一応財宝を持ってはゐたといふ記録はあるものの、金や銀が記録には出てこない。
マル福金貨と呼ばれるものは、29000枚ほどフィリピンに行ってはゐるらしい。ここら辺が一応、山下さんの宝であるらしい。
山下トレジャーは、「敗軍の将の再興資金」である、と土人が思ってゐると言ふかそんな感じであるらしい。
山下トレジャー は山下ゴールドと呼ばれ、土人はイメルダ・マルコス大統領夫人(不正な金銭の入手先を「旦那が山下財宝発見したからそれ使ってる」と言ひ張った)も、金塊ださうで、土人にマル福金貨を見せても「( ゚Д゚)ハァ?」と言ふ反応である。
八月なので日本軍の蛮行がどうたらと快進撃がどうたらが付く。そんで、フィリピンの皆さんは、山下財宝が「アジアの富を収奪」したものと言ふ理解をしながらかつ、「儂が発見しちゃるんです」と言ふ野望を持ってゐる。ただ、どっかで山下財宝を発見した、といふ妖しい情報(Youtubeとかに出てる)へ、フィリピンの皆さんは生暖かいまなざしを向けてゐる。