ぶぞぞぶぞぞ

横山雅司『憧れの野生動物飼育読本』

 伊那市の中央図書館には、生物のコーナーにある。

 コアラの飼ひ方 ユーカリの木を輸入しませう

 パンダの飼ひ方 まづ国家を作りませう  といふ、

ユーモアあふれる面白い本である。生き物の本なんだけど あー。

 日髙トモキチ『水族館で働いて』はあるが、マンガ版『ダーウィンの覗き穴』がない。

 大童澄瞳『映像研には手を出すな!』  水崎氏の幼少時代。この婆ちゃん『千年女優』の伝説の女優ぽいと思った。

でこっちだか義理だかの娘が、cv日髙のり子様!!日髙のり子様!!(大事なことなので二回言いました)あぁ。

 婆ちゃんが衒ひなく茶碗のお茶をぐりぐりしてぴゃっと投げる、といふのをやる。ちび崎氏は 

aお婆ちゃんの真似をしたい

b観察して修練

c他でダンスとかの勉強と同志の「落第だけどいい動き」を観察してスケブへ記す

d婆ちゃんへ自分自身の演習としてその技術のすべてを駆使して歩行訓練を施す。

 といふ、NHKだなぁなアレと、かつ制作者のアレが出ててよかったです。

 あと美術部のアレと、百目鬼氏(制服著とる!!)と、ロボ研は熱くなってゐるので却ってあのぉになってるのと、水崎氏がアニメ論を語る!!いやこのばあひ、アニメーション論か!!

 「チェーンソーの動きが見たくて死にかかってる人」はどうかはわからないが、『王立宇宙軍』がある以上、

「ちゃんとしたリフトオフをするロケットが見たくて死にかかってる人」はゐるわけである。

初めに実際死にかけ〈あう〉の人が孫の恐るべき「歩行法の訓練」で何とかなってるのが出てこれである。てふかクロノロジックに百目鬼氏ゐないと困るわけか。

 週刊ポスト『リアルのバカ』呉智英  いつもの呉智英節の筈である。オールコック天皇論に関する注釈が憲法的な者になってゐるといふ指摘に、頭の中でみーみ―音がなってるのである。岩波書店が腐ってるのはここ十云年である。あーえー。

 アライバル ショーン・タン

 國を追はれたことのない人が、國を追はれるとはどう言ふ事かをあれしないまま、まぁ大したこともなく外国へ行って、落ち着くといふ、衒ひのない話が、すごい表現で展開。

 結構よい。

近藤ようこ『高丘親王航海記』

 みこがなんぞの悪夢を見てどうの。

 薬子さんが怖い。