すぴゅっちゅ

 十月二十七日は、快晴であった。

 前週号で、東須磨小学校の事件について「日教組がその数を減少させながらもぎゃあぎゃあこいたため」ああ言ふおバカが出る土壌ができたと告発する週刊新潮と同じ記事が他のメディアで出てるらしい。ふううん。

 不思議の国のバード 5

 イザベラさんが、原作ってふかリアルバードさんより若干若い割に、脊椎の関係が、多分取材してる。ほんでバードさんの若いころと、ハワイ行ってる時のがある。おお。  『日本奥地紀行』にせよなんにせよ、伊藤鶴吉さんあるいは他の人が「わが国で異人のおばさんを死なせるわけにはいかない」からこの旅行プランはやめろと言ふのへ、「おばさん馬鹿だから聞く耳持たないの(西原理恵子)」とかやるよな。権威のあるお医者さんがバードさんの脈とか他を見て、彼女の体は旅行には向かないといふまともなことを言ふ。おお。

 酒見賢一陋巷に在り』  うーんうーん 全十三巻 うーんうーん。

 第十三巻  

夫子のたまはく、「 唐棣之華。偏其反而」(論語) をラストとして完結する。次回作は三国志(の諸葛亮孔明がいかなる変態であるかを書く話)ださうである。

 挿絵だか表紙の諸星大二郎孔子暗黒伝』では、顔回は日本まで行ってアレした果てに白髪になって支那へ帰ってくる。その後あれして死に、師匠が哭して慟する。それにインスパイア察れてできた『陋巷に~』でもそれがしたかったが結局孔子とその弟子が陋巷に在る間で終ったらしい。