ふぎょどを

ぱふー

大変であった。
 近所の川は、ものすごく、大量に茶色の水を流してゐる。濁流としてはあまり、数十年に一度と言ふより、毎年こんなんだらよ、な感じ。
 小雨がしとしとしとしと 降ってゐる。

 アームズマガジン で押井守御大が何回か特集を組まれたりインタヴューされてたりしてゐるのを発見する。二千六年ころ なんかやってたらしい。ただ、あまり集めるこずくがない。

 フィニアスとファーブ 全百三十何話 なのか。「すっげぇくっだらねぇTV番組」「ヴァネッサ・ドゥーフェンシュマーツの話」「中国で」「原始時代」といふのはあまりないのであった。

 『宮崎駿イメージボード集』を入手。『もののけ姫』は、後の絵本版ではカットされてた絵とかがある。でもすでにお城が『千と千尋の神隠し』の油屋みたいな絵だったりしてゐる。

 他、『天空の城ラピュタ』で、登場する「屋根の上でトランペットを吹く少年」「オーニソプタ―」(「前脚」がある)、とかが出てゐる。あんまりアルセーヌ・ルパンの三代目とか言うコソ泥が
クラリス!!」
 とか言ってアレしてといふのは、おじさまの歳から考へて無理とか、書いてある。
 
 『長靴下のピッピ』のやうなもの(世界一強い女の子 とある。オーヴンに薪を入れてゐるが衒ひの演出は魔女宅より『ドラゴンボール』に近い)で、元気な娘さんが「銀色に光る鹿」と遭遇したり「郵便屋の飛行機」が墜落したのと遭遇したり、してゐる。

 インタヴューで、高橋留美子大先生と、手塚治虫大先生!!を誉めてゐる。そんで、一応諸星大二郎大先生!!!の、『失楽園』を誉めながら、「話を盛り上げるため」殺人をするのを、愚劣とか退廃とかは言ってゐる。高橋先生について、作品に「女性が油断なく生きてる」感じを見る。

 トトロ 当時は、他の資料でもヒロインは一人であったが、彼女は、サツキちゃんだかメイちゃんだかでなくて、多分さつきちゃんより年下でメイちゃんよりお姉さん。彼女がトトロと会ふ。てふかすでにカンタがゐる。当時はでかいのがまだ「オオトト(1300歳)」で中くらゐのがトトロ(679歳)、小さくて白いやつは「ミン(109歳)」らしい。

 『パンダコパンダ』は、まぁ別に良い筈。

 ナウシカみたいなのが収録されてゐる。発行年である1983年、宮崎御大は、カリ城のあり得ない興行的大失敗により、お金を出してくれる人から『もののけ姫』だか『となりのトトロ』だか『天空魔城』だかの企画を「馬糞臭い」と言って却下され、アニメーター人生をどうするのかの岐路に立たされ、辛うじて徳間書店の人になんとかされる、頃である。
 『宮崎駿の雑想ノート』での、総天然色漫画映画!!多砲塔戦車悪役一号が画面狭しと駆け回る!!タイトルが多分『鉄(くろがね)の豚』!!(『突撃!アイアンポーク!』だけど)の企画のプレゼンを見まくる(マンガ版『風立ちぬ』にも多砲塔戦車が出てくる「OVA」作りたいぞと言ってるなんぞが収録されてゐる)と、オーニソプタ―関係で、なんかのSFに出てくる「木と布で出来た旅客用ソプター」・・・について批判的に…あー、のあとで、「オーニソプタ―が出てくる作品を作らせてくれ」といふのがあって、我々はラピュタでワクワクしてゐるから別にいいのだが、なんかかう あー。

 バットマンの『ダークナイト』やってたので何となく見る。トゥーフェイスの悪者的な所業の際に、彼はチャンスを至上としてどうのと言ふセリフを吐いてゐるのが、大変印象的であった。

 

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 あにゃ。

 

 

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