ぷふゅー

やる気がない

 関川夏央『かもめホテルでまず一服』
 魔都としての新宿はアジア系説とか、他。

カサハラテツロー 『アトムザビギニング』 翼が生えてて飛ぶロボが出る。カサハラ先生の女性キャラのアレがー。

 ドリヤス工場御大が表紙を任されてゐる。

 あいちトリエンナーレの「表現の不自由」は朝鮮人慰安婦像込みで復活したさうである。朝鮮人慰安婦像はね、別にね、表現の不自由の表象だとか、「出ると撤去」がデフォとかでなくてね、別に 謎の白い液体を被って
「私の名前は吉部愛(きちべあい)!!1946年から日王直属の皇軍兵士に強姦されてるの!!最近は、ジョンとかマイケルとかの皇軍兵士にも」
とかやってるわけでないし。

 ニホンオオカミ=ラザロ分類群(絶滅してたと思ったらまだ生きてた生物)説に関してはー、うー。フィリップ・フランツ・シーボルトが採取した剝製に「ヤマイヌ」とあるさうであるが、ヤマイヌは病犬(ヤマヒイヌ)の略称である可能性もある。

 マーカス・ウォールセン『バイオパンク』によれば。
 ジョン・ハンター大先生様は、「淋病と梅毒は同じ病気説」を実証するため、自分の金玉にそれの病原(実はソレ提供者がすでに両方を罹患てゐた)を挿入し、その説が正しいと結論付け、しかも性病研究はこの先生様のご意見に基づいて、数十年アレしてたらしい。アカデミスムって(つまりはこの間、自分のあるいは奴隷の金玉へ純粋梅毒か純粋淋病の病原を突っ込む人がゐなかった訳だな)。

 さう言へば、荒俣宏パラノイア創造史』が復刻し、その辺で売ってゐる。ここでは、「聖別された病気としての梅毒とそれの対処をするトンデモない人々」が描かれてゐる。あーこれの雑誌掲載時梅毒はアメリカ起源説がデフォですらあったのだが、ソレを踏まへて紀元一世紀ころの欧州辺に梅毒っぽい病気があった可能性を示唆してゐる。最近は梅毒に関し「実は欧州起源」説が出てゐる。
 大川周明大先生が、梅毒に罹ってたといふ、山田風太郎説(女性を抱けない人だったさうである ほんで彼がどっから病気をもらってきたのかが不明ださうである さらに『帝都物語』では大川先生は死ぬ関係で東京裁判の辺が描かれるがその後は出てこない)に関して裏を取ってない。

 エドワード・ジェンナー先生は、「カッコウによる燕への托卵」を研究し、発表したさうである。この辺が、21世紀辺の反ワクチン派の人に叩かれてるさうである。とてもややこしいことに、ジェンナー大先生は、よくあった、牛痘とかの膿を人間(最初は息子)へ移植するといふ非人道的な真似をさらしてゐる。さらに前には、天然痘にかかると、a六週間の絶食b瀉血に下剤の投与があり、それから人間痘が植え付けられるといふ凄いことをやってゐたらしい。二十世紀後半のバイオハッカ―な皆さんは、さう言ふアレへは手を出さない。

 あー、東山動物園にゐた、ちゃんとした老衰でお亡くなりになったワニさんのお腹の中から、三百三十枚の硬貨が出てきたさうである。
 まづ、ワニさんはウェイトとして小石を飲み込むことがあるさうである(小林快次先生の本に書いてある)。
 次に、動物園にはお賽銭感覚で小銭を投げる人がゐるさうである。へー。
 あんまり「ダイヤモンドを飲み込むダチョウ」みたいな話にならないけど。

 左巻健夫『面白くて眠れなくなる人類の進化』
 レイモンド・ダートがアフリカで類人猿の化石を発見したとある。ダートとかいふをっさんは、それへ「ギリシャ語+ラテン語」といふ頭の悪い名前を付けてゐるさうである。

 えー、当時はアカデミックなところが、アフリカ起源で、ダート御大はアジア起源説を唱へてたんではと思って根拠となる押井守『獣たちの夜』(ブラッド+の関係の書籍)、ここでは小夜ぽんを作ったアレ、「ロスチャイルドの黒い羊」と言はれた馬鹿タレはモーリス・ロスチャイルドと言はれるが、彼の作った組織の人と、自称後藤田だから、仲代達矢さんみたいな感じなんだらうな刑事さんが展開するナニがほぼそのまま出てくる山際寿一『暴力はどこからきたか』を繙き、…ダート大先生の時代の人類起源説における有力な所は、アジアで、レイモンドとか言ふ人がアフリカで「その辺の生き物を食ってた」原人の化石を発見して大変なことになってゐた、とあるのを確認する。ふん。
 と言ふわけで、西暦二千年当時、「鳥類の起源は地べたを走ってた」説が普通であったので、BLOOD+における、肉食類人猿、ホモサピの血のみを主食とする翼手の人は、樹上生活者であったため滑空しかできないと説明されるが、刊行後BLOOD+とかが起動する他、ミクロラプトルやペドペンナなど「四つ足全部に翼を持つ恐竜」の発見により、鳥類の起源として樹上生活者説が見直されてゐるのであった。

 wikipedia(『鼻行類』のピルトダウン大学載ってないんだよなー)のピルトダウン人の項目をびゃーっと見て、左巻(トンデモ物件に関してスケプティカルな批評をしてゐる人な以上、さう言ふのを書くのである)先生の本を読み、ピルトダウンの化石を捏造した人が誰なのか不明と言ふのを知る。さらに、WIKIにその件が載っているのを知る。ふん。