にゅげぶー

 天竺熱風録 まぁ、なんかツンデレが発動してゐるらしい。

 春分の日は雨であった。と言ふか天気が最近は、降ったりやんだりであった。

 ああ、果てしなく広がる水田が。

 『西遊記』を読む。岩波版でも、謎タームが出たり、「筋斗雲では凡体は乗せられん」設定(でないと歩いていく必然性がなくなる)をさらっと無視した回があったり、恐らく普通の設定として、グレートタオマスター釈迦牟尼と、他の皆さんと言ふヒエラルキー、に基づいた国家観(なので「比較的大体よろしい北~西大陸」と「東はいいんだけども南がダメ大陸」の中の、南方の一部が唐土と言ふ設定)があり、そこに属するんだか何だかの「地仙が上」と言ふ謎カストが出たり、オーラルな藝(何回も何回も「これまでのあのキャラの行い」が書くキャラにより語られる)が出たり、する他、猪八戒は黒い。

 『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』川上和人 
確かに、D・ディクソン『アフターマン』でのナイトストーカー(ホットスポットである島に一番乗りした蝙蝠のうち、頂点捕食者のフレンズになったもの。前足で走る)は出てゐる。コウモリの前足と後足の関係も解く。のだが、ドゥーガル大先生の次の作品である『新恐竜』に関する言及がない。確かに、『鳥類学者~』には『新~』に出てこない四つ足の地上性翼竜は書かれてゐる。退化した翼を「戦闘用に使うクセニシビス型(飛べない絶滅トキ)」と言ふのもゐる。ただ、「退化した翼」を使ってゐるものの、「日陰で魚を集めるクロコサギタイプ」と「ディスプレイに使ふ孔雀タイプ」が紹介されてゐる(大きい方 p111)。

 『新恐竜』には、飛行能力を持つ翼で日陰を作るパラソと、ディスプレイ用の翼を持つフラープ(二足歩行で草食)が出てゐるのである。若干あの。(なほ、『アフターマン』にはでかいペンギンが登場し、マルク・ブレー『驚異の未来生物』にも完全な水中生活者となった未来ペンギンが登場するが、バード川上が『Bird』誌で行った「妄想!一億年後の鳥類」でも卵胎生のペンギンを出してゐる 「海棲ペンギン」は思弁的生物のお約束化してゐる) その、ナイトストーカーの対比として登場するツギホコウモリは、ウンコの山の中になんとか言ふ(学名忘れた)ニュージーランドコウモリバエがゐるのである。このハエさんは、社会性生物さんである。『フューチャーイズワイルド』マルク・ブレー『驚異の未来生物』に登場する、蝙蝠とソレが食ふ社会性鳥類に何となく似る。

 Remix=Z 
 小学生の研究のあれで、『蜘蛛の糸』(芥川龍之介の)を、蜘蛛の糸の強度、他地獄から極楽までを「四万km」として、ちゃんとした調査の結果「一人なら極楽まで行くのに12年かかる」と言ふ計測結果が出てゐる旨を、山田さんが説く。しょこたんは芥川の短編を未読ださうである。カンダタ

 スカシカシパン通信

 何回目かの「ネタが尽きてきた」
 二回目のガイコツパンダホヤ
 これの初回について、山田さんは覚えてゐるが、覚えてないしょこたんは、前回と全く同じ反応をする。「可愛い」と言ふ好意的なものであった。

 居酒屋五郎 としては「海鞘は他に食材があるから」と敬遠。