ふふんゆ

 いろいろでてんぱってゐる。

 さう言へば、十年くらゐ前、ゴミを出しに行ったら、近所の歯医者さんが文学全集を捨てに来た。ので安藤昌益かなんかをいただいた。の後こっちを見ると、同人誌のカタログがあった。多分CLAMPの『笑点』がどうたらとかあるやつ。こっちは興味がないのでそのまま見送ったが。

 あー、ナニ。「女性のオタクは存在しない説」があったが、そんな訳で同人誌を集める作業をすると『鎧伝サムライトルーパー』だの『聖闘士星矢』だのといふ、男性向けの物を消費財にする、女性による作品が大変集まるわけだし、他いろいろある訳なのだが。大昔、自動車免許取りに教習所へ行ったら待合室でマンガ描くおねいさんをったに。

 『バーナード嬢曰く。』蜘蛛ネタ。神林しおりと町田さわ子の関係が若干アレ。

 『日本人のおなまえっ』とやらを見る。司会の古舘伊知郎さん他、なんか、自慰をしてゐるやうにしか見えない。が「日本の「ナオミ」は谷崎潤一郎が広めた説」をやってゐた。へー。彼が欧州の名前を輸入する際、秋津島での使用で違和感ないやうなヘブライ語の「ナオミ(可愛い の意)」を選択したんださうである。さう言へば宮崎駿御大の奥様の親戚筋のおねいさんで「約百(ヨブ)」といふおねいさんがゐたと『風立ちぬ(マンガの方)』に書いてあった。

 風雲児たち慶喜公中活躍。「また一歩倒幕に近づいた」といふパロディを浦源太郎さん(多分)とみなもと太郎といふすごい二人で敢行。

 

『幻解!超常ファイル』をなんか見てしまった。栗山千明さまは美人であった。

 うつぼ舟の女=滝沢馬琴が裏で糸引いてる説(更に箱持ったおねいさんは蠶の神でさう言ふのがあるらしい)とかを一応紹介。けっこう面白い。

 ネス湖ネッシーは、あの辺が開発されてから目撃例がぐっと上がる、ネス湖では食物連鎖の関係で、体重一tの大型爬虫類が、1,9匹くらゐしかゐられない(なほその計算をやった信州の学校の先生によれば、「諏訪湖ならけっこう可能性がある」)なんか示唆的であるが、見る気になれない。