ふどれー

 藤子・F・不二雄全集『オバケのQ太郎』第十二巻

 

 志村みどり先生の兄貴の荒俣宏大先生が解説を担当

 妹荒俣静枝が、いろいろあって「藤子不二雄」先生のアシスタントへ滑り込んだとか、そこでパーマンの関係の制作現場で掃除してたとか、兄貴が現マルハニチロへ行ったり大学で異様な猛勉強をしてゐたころ、妹はハワイへ行ったり藤子不二雄A先生が「毛沢東伝」を描いた関係で毛沢東御大から支那へ誘はれた(先生は断ったらしい)とかの情報を持ってくるといふ、すごいアレをしたとか何とか。

 赤塚でなくて藤子不二雄先生の方も、通称不夜城と呼ばれるアトリエではサバゲ―(繰り返して言ふが赤塚でなくて藤子不二雄先生のアトリエで)やってたとか、はー。

 藤子F先生がギリシャ好きであると言ふのが頭をぐるぐるしてゐる。別に大先生はギリシャ関係を一切書かなくても大成が可能であるが、私がドラえもんを描く程度の能力しかない場合、そっちだけでは心もとないので、迷はずギリシャ語のタームをとる。なんか験がいいので。「中華四千年の歴史」「NASAの科学力」の他に、ギリシャ神話の関係は謎のマジョリティがあるので。

 オバケのQ太郎 五巻

 北見けんいち先生が、藤子不二先生の仕事場で「銀玉鉄砲で遊んだ」と言ふのが書いてある。それについてはさすがに藤子F大先生も怒ったらしい