新年である。
戌年である。
一月一日のNHKドラマ 『風雲児たち』蘭学革命(れぼりうし)篇 を結局見る。
松平定信がさう言へば出てこなかった。
なんとなくメタフィクション的な構造であった。(『平成三十年新刊 蘭学事始』が出る)
小林隆さんのぢぢい屠者「国松」さん(原作では九十の筈であるがドラマ版は五十歳であったはず)が怪しくてよかった。
高山彦九郎が感激してひれ伏すだけであった。
林子平のアクションが見られた(三船敏郎のパクリっぽく見えないといふか、ミフネなのかあれは的ななんかであった)。
みなもと太郎先生は編集者をやってゐた。