あーその

 アレグザンダー・ケイの本。

 のアニメ化のノベライズの筈なのだが、アレグザンダー・ケイと誠実に書いてあるのでちょっと違和感がある。なほ、原作からアニメ版では「2008年に磁力戦争」があったんだが、2048年に変更されてゐる。

 

 浅羽通明説で、世界をでっちあげる根性がある程度凄まじいと、多分西欧の「人名を付けるタイトルが普通」文化圏ではタイトルが消え(the incredible tide)、日本ではタイトルが人名になる(未来少年コナン)といふ作者の熱い魂は受け継がれるナニがあるのだが、あー。

 

 さらに、『映像研には手を出すな!』とやらでは、作中のキャラクターが、アニメ、未来少年の方のコナンに感動し、アニメの制作を志す。

 てふか作中で宣伝かー。いいけどうーん。

 森薫大先生が、『魔女の宅急便』みて、なにがしかの感動を覚え、あの見てきたやうな英国のメイドの漫画を描くに至ったとかがあるので、かう言ふのは説得力があるらしい。ふーん。