先週の「怪しいTV欄」では、自己責任と言ふタームについて言ってゐた。同週に発売された、SPA!掲載の、ひろゆきの炎上日記では、「自己責任をしながら、国に援助してもらうことは可能。て言うか普通民間人が拉致とかされたら国が出張る」と言ふ論がかいてあった。
さういふ訳で、「漫画の時間」まあ、伊藤潤二大先生のナニで、衒ひのない「コメディとホラーは基本が実は一緒」論が展開。
鬼灯の冷徹 凡てのイエネコはなにがしか、エジプトに起源をもつのは定説であるが、艶はスルーである。漢さんのもふもふは結構キててよろしい てふかへうげものと一緒に掲載である。違和感が。
アオイホノオ バックギャモンはなんかハイソサエティなゲームといふバイアスがあるので、学生の分際でソレを買ふ焔燃に血管を浮かせる。表紙にも浮かせる。受賞についての、あだち充先生の「ごめん受賞のがした際にかける言葉しか考えてない」は面白かった。
なんか大月隆寛大先生の、「昭和二十年 河童大フィーバー」説が頭の中でグルグルしてゐる。
その河童大フィーバーな1949年 昭和二十年代 麗しのディーヴァになりかけのお姉ちゃんが、その謎バイアスに基づき、ある種無理やり河童の格好をさせられて、かの美声で恐るべき藝を披露する。美空ひばり@まあ幼女の生足がー。長野の南部にも、鉄板で昭和の戦後、強制労働させられた支那人の怨霊が河童となってアレすると言ふナニがあったはず。
折口信夫 河童の話
ステラを見る マッサンだか花燃ゆだかは興味が無いが、福山雅治は面白さうだけどスルーして、後ろの気象マンガが、いかにもネットでうpされたマンガのやうで微妙にツボである。て言ふか、井上涼大先生がなんかこいておられる。
最近夢枕獏と言ふ大先生の、「柔らかい家」が好きだけど
があったので読んでみる。「刺す」と何かの清め儀礼が関連するのに、辛の字を「道を清めるために刺す、グリップつきの針」とかの白川静説勉強してます感がみられない。後の陰陽師シリーズでも、十五夜物語でも「夢枕獏は小松和彦、白川静を勉強してない」感がある上に、さういふ先生方の本を取材した話を書いてゐる。