まあなんか

牛の舌と言ふか猫の額のやうな畑(四十%くらゐが石)の方へ行く。野生のカボチャが生えてゐる。微妙。

 ブックオフで白竜を読む。白竜さんは「社員へ人体実験をする薬剤関係の会社」へアレしてゐた。ニュースでノバルティスファーマ(まうちょっと外道)がどうとか言ってゐるが、偶然か、でも「資料はアレでなくて何とか薬剤です」と言ふのがあのマンガの恐ろしいところらしい。黒須組も、大らかな親分さんとむちゃくちゃ有能な二番手さんで構成されてゐる。こっちは権威があって、きちんとした忠誠に基づく序列がびしっとあるので、白川さんはおやっさんがアレでも何も言はないのであった。

 町山広美さんのナニは、チリのピノチェト政権のキャンペーンを描く映画の話。

主人公のCM屋さんは主役でなくて、「最後に笑うのは名もなき人々だ」(山本正之)とか言っておいて、その後のチリの地獄を描く。キャンペーン合戦を「強い指導者を!」と言ふピノチェト側VS「明るく楽しい未来を!」と説く主人公側の戦ひとして見、後者へなびく民衆がアレすると言ふのになんかむかつくなぁと思ひながら、来週も読むぞと思ふ。て言ふか町山さん「マペッツ」でのTV屋さんの鬼畜外道なかかれ方に不満漏らしてたやうな。

 


町山智浩 チリ映画 NO「2014年9月日本公開!」20130305 - YouTube

 とか言ってたら同じ映画について町山さんの兄貴がなんか言ってたよ。相変らず下品だよ。ていふか「新婚さんいらっしゃい」くらゐは知っててもいいよ。兄妹揃って「マスをどう味方につけるか」に注目して苦労してゐるのである。

 アメェリカでは同時期に、政治家がCM屋さんを雇って対抗勢力のネガキャンをTVのCMでかましまくると言へば、大昔の小沢一郎さんがやってた、しょぼくさいロボットをやっつけると言ふしょぼくさいCMは、見たら「CMしょぼいなぁ」と思ひながら小沢陣営の人へ投票したくなった。

 

 御嶽山のいろいろは来ない。

 小谷野敦「頭の悪い日本語」の選挙の項目でAKB48がどうたら言ってゐるが、支那の本土でAKBの関係の選挙があり、香港でアレな選挙が行はれてゐる。えー。