すにゅふげー

ううーむ
 いろいろあって、野焼きができない。厳密にはできるところがあるのだが、そっちではやらない。

 マイロ・マーフィーの法則 あまり見たくはないが。制作陣に ヴィクトリア趣味の人がゐるのは分かった。

 三洋堂へ行くか―。名古屋の、栄駅の、近所の辺のは、9割がた俺得書店である。ただ、行き方がいまだにわからない。

呉智英『リアルのバカ』知の権利は強者の権利で会うと言ふ点。黒人関係への「蔑視」が多数。最近コーカソイド系のお医者さんがコーカソイド系の人へメスを入れる情報ばっか読んでたので、皮肉な形でのクロンボの人間扱ひ(厳密には、「黒人は苦痛に耐えられ」「皮膚が白人より厚い」と言ふ蔑視)にちょっとびっくり。
 
 ジェンナーは、なんぞ反ワクチンの人から目の敵にされてるらしい。へー。
 師匠のJ・ハンターさんはアレなをっさんで有名であるが、弟子は一応ナニな人でもあったらしい。へー。

 フィル・ヴォルグの皆さんの、Eochaid garbさんと言ふのが謎。確かに諸資料でモイトゥラがマ―トゥーラだか何だかなのだが、
大体の諸資料で、フィルヴォルグさんの大将さんで、王政とか戦士による貴族制とかを制定し、エリン(豚の島とか言はれるアイルランド)を五つの地域にした名君の名前は、Eochaid mac Eirc(ヨッキーだかヨーヒーだかエオヒド マクアーク)さんと言ひ、Eochaidの読みがヨーヒーだかヨッキーだかエオヒドだかエオホズだかなだけで、問題がないのだが、『幻獣大全』では、モイトゥラの戦ひで名誉の戦死を遂げるフィルヴォルグの尊王が「ヨーヒー」(Eochaid garb)とある。あうあう。

 あー池上正太ケルト神話』によれば、エオヒド・ガーブ・マク=ドゥアハさんは、トゥアハデダナンの方で、モイトゥラの戦ひで戦死した名君エオヒド・マク・アークの奥様タールティウ(Tailtiu ただ、p115では、エオヒド・ガーブ・マク=ドゥアハの嫁でタラの主権を司る、フィルヴォルグの女神の名が「タールチュ」)を娶る。こっちのヨッキーさんご夫婦もいい方なので、光の子でトゥアハデダナンの父とフォモールの母を持つルーを可愛がり、ちゃんとしたものとして育て上げる(タルティウ大明神はブレス王の圧政のあおりで死ぬらしい)。

 『幻獣大全』の信用性がどうかはわからないが、フィル・ヴォルグを構成するフィル・ドウナンの「Fir Domhnann」表記(p216)が、あの。資料によってこれを「フィル・ドヴナン」て書いてるのもあるし。

バイオパンク