うぬびゅっと

雨が降ってゐる

 ふうう。

 池波正太郎原作の山田芳裕『仕掛け人』のなんとか。ご飯少なめ。コミカルにのたうち回るをっさんが、何某かのズキューンを。

 月刊スピリッツ浦沢直樹大先生が、泉谷しげる御大を描いてゐる。

 『へんなものみっけ!』南極の観測隊が民間の企業を多数抱へてゐるといふ夢と希望に満ちた話。

 『映像研には手を出すな!』監督は脚本に手を付ける。

 『水族カンパニー』 ペンギンの カップルが成立して卵が温められる。

 なんか 『風雲児たち』は読むのだが、コミック乱の他の作品は見てない。

 高浜寛 『ニュクスの角灯』

 熊本から長崎へ来たおねいさんが、いろいろあって謎の洋物屋さんへ就職する。

 そこには謎のメガネくんと謎のムスッとしたをっさんが粛々となぞの仕事をしてゐた。

 歴史考証は気が狂ったやうにやってるらしい。

 その上で 見事な枝ぶりの嘘松を生やしてゐるらしい。

 あまり不健全な卑下とかは見られない。1878年のまぁ健全な日本のナショナリスムと、それをいかに海外へ紹介するかが描かれる。

 『不思議の国のアリス』の使ひ方もまぁこんな感じ。