こっちで思考

 うーん ゼロを発見(つうか発明)したインドとかみたいに、支那も虚を徹底的に考へ、「虚がでーんとあって、その隅っこに実」があるとするナニを荘子かなんかがやってゐた筈であるが、そっちの方面で大変素晴らしいナニは、「あっちに「有ありに在る」なんぞ絶対的なもの」の存在を排除するのであった。なんかそのぉ。

 

 これだと、知に働けば角が立つんだよなぁ。

 

 白竜 白川さんの貞操がー ちっ。

京都地検の女」を見る。・・・福本清三さんが仕事をしてゐる。しかも台詞がある。さらにレギュラーだとっ。ををっ。

 田母神さんがなんかパクられたさうであるが、なんだかなぁである。

 

さう言へば偉大なる金正日将軍様の偉大なる治世、金日成総書記様は、防衛戦争としての南鮮侵攻をやったとか言ってたはずであるが、別に民主主義と言ふか赤いなんかをアレして、同胞を救ふといふ大建前があるのだから、「邪悪な日帝支配の残滓」もあると言ふことになってる筈だし、「正義の侵略戦争」とか言った方がいいと思ふ。

 ちょっと前に朝日放送で、アダムズ方式の発生について、江戸時代の封建主義と比較していかに素晴らしいかとやってゐた。もちろん具体的にではなく、「アメリカはこんなに進んでいるのに同時代の日本は」であった。謎の江戸時代幻想よりましと言へない。  

  二宮金次郎像が撤去されるとかであるが、謎のスマートフォンによるナニと必要悪としての啓蒙の忌避といふ言い訳がついてさうでいやである。さういへば『帝都物語 (3) (カドカワノベルズ) 』では、二宮尊徳が作った報徳社の、黒田茂丸といふ風水師(映画版で演じた人が不倫とかは無視)が、二宮金次郎像(二宮さんはアーユルヴェーダ読んでる)を各学校へ寄進と言ふ形で龍脈を一時的に止めると言ふのがあった。で、二宮尊徳の栄光と偉業がざっくり語られる。語る人は「二宮さんは偉大で、こういうのは偉い行動だけど、残念ながら今の世には合わない」と言ふ。

風雲児たち 14巻 (SPコミックス) にも何となく偉業が出てゐる。