はぴょー

 夢で、葬礼に関する儀礼をおこなってゐた所、ゲストとして王貞治と言ふよくわからない人がやってきて、気さくに会話をし、会食して帰った。個人的に野球へ興味もないし、彼にまつはるあの辺に関するものへ関心が全くないのだが。

 ちょっと家族で山奥へなんかを食べに行く。山奥へ行っておさるがもふもふしてゐるやうな、子ザルがをった、清水がわきだすやうなところを通り、然るべき店へ行ったら、(多分冬季)「休業中」であった。

 ちょっと前に、地元(長野の)のFMラジオで啓蟄がどうのの流れで、「此間ドンビキ(蟇蛙)が出てるのを見ましたよ」と言ってゐるのを聴いた後で、脇に雪や除雪車がある道路を見ると、大変複雑なおもひである。

 そこへ行く際聞いた話。

 某所でホテルが建てられたが、そこの経営が立ち行かなくなって潰れた。後、建物の処分だ他のホテルだか施設だかの再開発だかなんだかのために、しかるべき皆さんが行くと、作業中、白いエプロンをつけた老婆が、来て歯ブラシを売るさうである。その後買ったとかそのばあ様がアレだとかは聞かないが、おびただしい量の人が彼女に会ひ、魔よけのため御札の類を張り続け、その微妙にアレな中、そのお婆さんがいろいろあってそこへ来る人に歯ブラシを売ってゐるさうである。

 しかるべきところで五平餅を食ふ。結構一緒にわんこ連れてくる人がゐるのはなんと言ふかあれである。チワワとか可愛い柴犬ちゃんとかダックスフンドとか、さういふのを連れてくる。別に粗相はしてゐないが。