ううむ

根性で名古屋へ行く。ただ歩き回っただけであった。栄でなくて名古屋駅で降りちゃったんだよ。改装中有りまくりだったよ。

 しかも個人的にクリーム嫌ひなのに、クリーム入りの物体を買ってしまった。根性で食った。

 BUNKA誌とやらの表紙に、「トンデモない共産党!」とあったが、選挙戦術として頑張ってゐる共産党の記事が辛うじてある程度であった。

 その雑誌で、アマゾンレビューみたいな「このマンガがすごくない」をやってゐた。金を出して読むほどのものではなかったが、個人的に似たやうなブルボン小林「マンガホニャララ」は漫画賞受賞を逃したやつを扱ってゐた。こっちの方がまし。

 辛抱治郎さんが、FLASHの連載記事で、マクドナルドの異物混入問題について書いてゐた。プラスティック片は国内の店の、ビニール片は製造工場の、で、歯は客の可能性があると言ふ。

 さう言へば、さういふいちゃもんつける客の問題を扱ってもゐる筈のTVで、マクドナルドの偉い人が、マスメディアの

「歯は客がいれた可能性があるということですか」

と言ふ質問へ、元気に肯定してゐた際、コメントの人が「駄目だあの記者会見は」とか言ふ語りに言った気がするけども、日テレの番組ぢゃなかったはずの気がしない。

 鬼灯の冷徹 江口先生の周りでは「欧米じゃさあ」にちゃんと嫌悪感がある上、「欧米かっ」てやるといいといってゐるのであった。かう言ふのは健全であった。

 ふつうエルドビアとかマリネラとかカリオストロとか一国へ行って、帰ってきて、

「駄目だよ日本は、カリオストロ公国じゃさあ」

 とかやるナニはゐるわけで、イヤミだって「御フランスでは」と一国だけの権威を振り回してゐるはずであるが、小谷野敦先生によると、「日本の男がアメリカへ行くとウルトラナショナリストになる」説があるさうである。あーうー。

さういや佐藤健志大先生も渡米してました。

浅羽通明説で、「一国だけ行って権威振り回してんじゃねえよ」語りの次に、諸国を経巡って、帰ってからさう言ふこと言へよ とか言ってたのがあった筈であるが資料がない。