水曜日だった。

 久方ぶりに歩く。雨に降られたがまあこんな感じ。

 サルーキ(恐らく)の子犬と言ふかちょっと大きいのを連れてゐるおばさんとすれ違ふ。 わんこはそれなりに愛想を振りまく。

 週刊現代 で、盲導犬が刺された件のその後をやってゐる。まづ「犯人が見つからない」らしい。

 「盲導犬がフォークのようなもので刺された」と騒がれたため、警察が動いたわけなのだが、実際さう言ふ外道はとりあへず器物損壊の件で逮捕されるべきなのだが、犯行現場と称するところでの防犯カメラに、めくらの人&わんこはゐる。でも刺される現場がない。

 しかもわんこ オスカーは当時、犬用のシャツを著てゐて、ソレに刺された跡がない。と言ふことは、「犬の服を脱がせて、刺してまた著せる」とかしてないといけないのだが、やった形跡がない。さらに、傷は、「刺された可能性がある」と言ふもので、さう言ってゐる医師は「皮膚病の可能性もある」とも言ってゐる。

 あ、呉智英氏がなんか言ってゐる。

 なんか大月隆寛大先生によると「ジャパニーズやられる話の加害者は大体刺殺する」さうであるが、「刺された」とか言ふのは慎重にかからないといかんらしいと。  で、小谷野敦大先生がブログで、九月一日に「オスカーが刺された話は嘘くさい」とか言っておられるのだが、騒いでゐる人々も胡散臭いさうであるが、えー、週刊誌に名指しされた人が出てゐるか検証するこずくがない。

中井りん様の玉体はふつくしい ああ。