ああ、ほんとにもう

さう言ふわけで、「山岡士郎が鼻血を出す」シーンが各メディアで出まくりである。

 他の目的で、大月隆寛先生のブログを見る。さう言へば、大月先生、雁屋哲論をかましてゐた。虫食べ文化圏人としては、海原雄山大先生と山岡さんが、「アボリジニを観察して、後であり喰ふ」シーンを見ると、なんかもやもやする。とても複雑なことに、前アボリジニ展があった時に見に行ったら、南信の研究家の話があり、彼が、

「あれだな21世紀は穀物系の食糧とか無くなるで、虫喰ふ文化圏のアボリジニと南信の人が回してくようになるな」

 とかいふ冗談を言ってゐた。なので個人としては日本人とアボリジニを客観的に豪州で眺めてなんとか吐いてくれると、結構むかつくと同時に、「っしゃあ!」と言ふ感じにもなる。さう言や昔、少年チャンピオンをまともな売り上げへ登らしめた、「鉄鍋の醤(ジャン)」にも ゲンゴローとか食ふ描写があった。えー「醤油は旧字で「せうゆ」と書くから」といふ、あのーかういふ言葉操ってたら後にチェルノブイリみたいな原発事故が興ってさう言ふのを描くとしたら、たかが山岡さんのネームバリューでも吹っ飛びますよ?(ぐっさぁ)なのがどこで出てるか忘れた。

 

 大変複雑なことに、「アオイホノオ」を見た。「島本和彦」って、さういふわけだったんか。