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 トニーたけざきトニーたけざきエヴァンゲリオン

 球とバットは男の証(庵野秀明さんは『トップをねらえ!』以降『アストロ球団』を読み返しその辺で本を買ひ求め、「一試合完全燃焼」ならぬ「一作品完全燃焼」をマニフェストにしたと岡田斗司夫さんがBSマンガ夜話で言ってた筈)  での使徒は、フラットウッズモンスター型であった。

   

トニーたけざきガンダム漫画』2

 ここでは「あっつあつのおでん」が南極条約違反であるほどの拷問道具だ、と言ふギャグの一環で、それは 「関東炊き」であると言ひはる。

関東煮」と言ふ呼称がいかなる理由で没になってゐるのかは不明である。

ぶごへー

 台風が来る。1983年ころのは、裏の川でなんか怪獣が二匹程ゐるんぢゃねえか程度に恐ろしかったが、そんな感じである。けっこう怖い。

 和田誠御大が亡くなった。個人的には「ライムの人」(『怪盗ルビィ』の主題歌の詩とか)で、谷川俊太郎御大のマザーグース(挿絵(リジーボーデンとか描いてるんだけどなぁ)の他、脚韻へ異常に拘った『オフ・オフ・マザーグース』(翻訳だけなのでといふかなんか、その辺の版権フリー者の絵を切り張り)と言ふのが、けっこうおもしろかった。合掌。

 リミックスZ
山田さんによればハヤブサ2が開けたクレーターが「OMUSUBIKORORIN」と命名されるらしい。さらに、近所に、「おむすび岩」があるさうである。他、「飯島岩」「岡本岩」があるさうである。
 原住生物がネズミもふもふぢゃない可能性がかなり高いのだが。

 中川さんは、「なかがわはうこ」と誤記されたことがあるらしい。しかもこのエピソードはけっこう有名らしい。

 スカシカシパン通信
 骨レヴェルでアレであった頭蓋骨
 「かっこいい」(しょこたん評)

ぬーぷー

台風が 来るらしい。

 ゴーマニズム宣言 のSPA!の奴で、「従軍慰安婦像のパロディ漫画に関する顛末」があった。
 フジサンケイグループが韓国人に対して異常な忖度をするのは普通。ソ連崩壊前夜辺りまで韓国にぎゃあぎゃあこいてゐた左翼の人がアレしたのが異常。といふか、かう言ふのは別にSPA!でやっても。(朝鮮人しぐさで「何とかスムニダ」とか言ふのはたかじんのそこまで行って委員会で聞いた気がする)
 だからって買ひたくはないが。

唐沢なをき 唐沢俊一(唐沢商会)
『ぞろぞろ』
 落語をモチーフに、暴走したもの。唐沢兄が、『トリビアの泉』であれする以前か。

すふゅー

果てしなく 草原が広がってゐる。
 稲刈りが終ってゐる水田も果てしなく広がってゐる。
 およよ。

 表現の不自由展が復活した。かなり噴飯ものの、東北で「放射能がどうの―!」といふ、ちゃんと展示を禁止された映像メディアが出る。これは普通に表現の不自由である。被災地の土人を冒涜するものにせよ、表現の不自由には違ひないが、あの朝鮮人慰安婦のおねいさん像が。アレがキッタネー像になったのはその辺で撤去してくださいと言ふ声にもめげずにずっと座り続けたといふアレを権威とする表現の自由に守られまくった経歴が。あー。

 『怪物幻想画集』原田実 森野達弥

 「人の造りしもの」

 「未踏地に待つもの」

 「廃墟より蘇るもの」

 「地中に蠢くもの」

 「水底に潜むもの」

 「天空より迫るもの」

 「次元を歩むもの」

 「心の闇に巣喰うもの」

 「血に渇くもの」

 「明日を継ぐもの」に分けて、若干昔の怪物を紹介する。
 出てくる先生方が、 

ジョルジュ・ラングラン(アレ)、

メアリ・シェリー(フランケンシュタインの怪物)、

ハーマン・メルヴィル(『独身者たちの楽園と乙女たちの地獄』での娘さんとベヘモスとしての工場 モビーディック)

アンブローズ・ビアス(モクソンのチェス人形)

エドガー・アラン・ポー(モルグ街の殺人の犯人、月人 エジプトのミイラ伯爵)

アーサー・コナン・ドイル(ロストワールドの恐竜 洞窟クマ クリスクコクとプラクサ、空中クラゲ バスカヴィル家の犬)

ハーバート・ジョージ・ウェルズ(吸血蘭 ハプロテウシス 火星人 モロク、エロイ込み 帝国アリ)

ウィリアム・ホープ・ホジスン(キノコ人間 『異世界を覗く家』の豚)

ジョージ・マクドナルド(リリス)

プロスペル・メリメ(イールのヴィーナス)

シオドア・スタージョン(It)

HPL(ウェイトリーの兄弟、『ピックマンのモデル』のグール、ナイアルラトホテップ クトウルー)

ロバート・ブロック(妖蛆)

ルイス・キャロル(スナーク)

ゴーゴリ(ヴィイ)

オーガスト・ダーレス(さみしい場所の怪物)

レ・ファニュ(カーミラ) ポリドリ(ルスベン卿) ブラム・ストーカー(ドラキュラ)

カレル・チャペック(山椒魚戦争のサンショウウオ)

ギイドモーパッサン(オルラ)

とまぁ豪華といふか濃い。

 ウェルズの説く、知的エリートSamuraiに率ゐられるユートピア全体主義国家みを見る著者は、若いころの作品『アリの帝国』をそのネガとする(p104)その他、『タイム・マシン』での発表時のエゲレス人のスペキュレイティヴな感じを指摘する(p100)。

 P54 CTHULHUは「クトウルー」表記

 前ツイッターで「キャトルミューティレーションて、UFOが牛とかを拉致するやつだと思ってた」といふ夥しい誤解告白ツイートに、生暖かく(「宇宙人が牛を攫って性器と血液を採ればよい」)フォローしてゐた著者はすでに1999年刊行のこの本で「1897年 カンザスで葉巻型の宇宙船が子牛を攫った」カンザス子牛強奪事件についてキャトルミューティレーションとの関連を示唆(p65)してゐる。

 ポリドリとバイロンツンデレ関係と、ルスベン卿とオーブレーとの関係が似るのはよいとして、吸血鬼の耽美性の始まりを指摘する上、カーミラアナグラム関係の他百合っちい点も指摘する。

 ドラキュラは「東欧系ユダヤ人」がモデルっぽいと指摘する。高山宏先生は、だるーんとした当時の英国へパワーをエンチャントするため、やつがトランスなシルヴァニアからやってきて、いろいろやってから還ると指摘してゐる。

 

のぺふゅ

 気合の入った雨。

 『フィニアスとファーブ』のハインツ・ドゥーフェンシュマーツ博士のロボットは「NORM」であった。  へー。

   火浦功 昭和な街角

 新作かと思ったら、師匠の奴と一緒で前の短編を集めたものであった。  小池一夫『夢源氏剣祭文』

 「鬼娘と言ったら高橋君」なので高橋留美子大先生が表紙。

火浦先生へ「胴田貫とハリセン どっちを選ぶッ!!」

火浦先生が「ちょwwwwww 師匠」

 この辺の衒ひはかっこいいンだよな。

 山上たつひこ 大ぼけ草紙  瓜伝十郎 じゃになった

   瓜伝十郎は、いはゆる鬼畜で、当然のごとく何とか言って魚屋からタコを巻き上げると、実はそのタコはタコ族の長で、さらに彼のゐない間、けだもの族と魚介類が合戦を行ひ、魚介類の敗北となった。

 その為、いのししは海を渡り、兎が海中でのんびりするといふ結果となり、海から負け出た魚族は陸に行くのであった。

 田村信的な発想であるが山上的な作品なんだよな。

 そして木にはサザエが生え、蛸が森を闊歩するといふ、アレな地獄が展開する。イカは出てこないし、それに適応したチェストバスター的な生態を持つキセノモルフな虫が魚族を襲ふことはないのだが、奇妙にドゥーガル・ディクソン『フューチャーイズワイルド』の二億年後の世界と似る(陸に上がった蛸さんが生活するのは一億年後だが)。  山上たつひこ選集 8

あうあうあうあう

https://www.youtube.com/watch?v=d9DPeJ9YUfQ

あーうー
 関電の関係。森山なんとかさんは週刊文春では、「人権団体」他は解放同盟。ただ、Fridayはその辺をスルー。

 香港が大変なことになってゐる。

 水木しげる追悼展とやらをやってゐる。見に行きたい気が何となくしかない。

 刑事ルーサー まぁ、ヴィデオゲームにせよRPGが知的共有財産として浸透してゐる視聴者へ向けてちゃんとやってる感じ。そんでもって、なんか知らんけど逮捕した犯人の人がまた犯行を!!の他、さう言ふ皆さんのRPGに関するアレを、警察の皆さんが何となく使ひ、そして。ほんでスポンジボブはまだ出てこない。

 サンタさんはスワインハードであった。さう言へば。十七世紀ころまでなんか豚を連れて各戸を訪ふてたらしい。

 犬橇を駆り天空を走くり回ってますらをの英霊を刈るオーディンと、八頭の馴鹿に引かせた橇で天空を駆けよい子にプレゼントをやるサンタさんに関し、八頭の馴鹿とオーディンの引き連れるヴァルキリャ八人説の類似点を示す資料がどっか行った。あと石田英一郎大先生以下そのスジの先生方は、水属性の生物である馬に乗った、水精Neckと似たやうな守護聖人ニコラウスが指摘されてゐるが、葛野浩昭先生が「スレイプニール(八本足)に打ち跨るヴォーダン」とサンタの馴鹿の関連を指摘してゐる。
 トゥール さう言へば、「マイティソーのハンマーが日本だけで「ムジョルニア」と呼ばれた件」とやらがあるらしい。トゥールハンマーはお国でもミョルニールとからしい。彼は、タングリスニとタングニョースト(トゥースナッシャーとトゥースグリンダ―)と言ふ二頭の黒山羊が引く車に乗って天空を走り回り、各戸を訪ふてその跛の山羊を屠り、村の人々に振舞ふ。この辺がサンタさんに似る。

 あとアルテミス信仰が本地となって、サンタさんになった可能性があるらしい。ディアナだかアルテミスは馬に乗ってるらしい。ディアナは犬頭と馬頭と豚頭を持つ。

 近世での、冬至に各戸を訪ひ豚を振舞ふ聖ニコラウス、に関するいろいろが、不明。確かに北欧の伝承では、天界にはゼーリムニルとやら言ふ豚がゐて、来るべきラグナロクに備へ演習を繰り返す英霊エインヘリヤルの皆さんに喰はれてゐる。やはりこの豚さんもトゥールの黒山羊さんと同様、骨になんかすると再生するらしい。オーディンがこの豚引き連れてどうのと言ふ情報はない。さらに展開では、蜜酒ミードの乳を出す山羊ヘイズルーンがゐて、近世のサンタさんは山羊さんをも引き連れてゐたが、オーディンの方がこの山羊さんを連れてたかは全く不明である。

 ボノボボノボるあるいは交尾を、いはゆる正常位でする。あー、人類は生物学的な枠から負け出る際、水中にゐたといふ説に、水棲哺乳類が対面位で交尾をする、といふのを根拠にしてなかった気がするのだが、えー。

ももも

気合の入った雨が降る。
 台風が温帯低気圧になったらしいのだが、風がすごい。ただ、そこここに青空が見れる。

 手塚治虫ばるぼら』 千九百、七十云年刊か、とか何とか。
 文化をかう言ふ風に捉へるとかうなるなぁとか思ったが、ブードゥー出てくるんだからなんかアグリカルチャーなものが出てもいいと思ふのだが。

 『地球を呑む』 デルモイドZ(呉智英説で、「モデルの綴り換え+最終を指すZ」かなんか)に関するいろいろがー。一九六八年辺に掲載なので、多分成立してゐる。その当時は、日本人である自分に自信が持てない頃で、アナーキスムがまだイデオロギーの頂点として君臨してた頃で良い筈。なんかー。
 手塚大先生が当初タイトルにせんとしてゐた「蚕む」は、「蚕食(さんしょく)」でないと「むしばむ」系のタームにならない。

なんか、杉浦茂諸作品を見たわけではないのだが、DVD版『風の谷のナウシカ』での、庵野秀明御大の「見りゃわかるのにわざわざ」やれ
「閃光で王蟲が目を回した」
だの何だのと言ってゐる(庵野さんはその後『風立ちぬ』で声優を務め、パラシュートで落ちる人を見て「落下傘」とか言ってゐる)のをぼぉっと聴いて思ったのだが、宮崎駿御大のさう言ふセリフ加減も、
「わたい いや違った拙者の吾輩はね ラザニアときたら目がないんだよ」
 とかの(なんか違った気がする)オーラルなメディアとしての杉浦茂作品の影響があるでいいみたい。

 『スカーレット』 なんか、西川TMレボレボが出るらしいのだが観てゐない。
 『おしん』 きっついので見てゐない。

 『遺留捜査』フェンシングおねいさん(子持ち)が出たので見てしまった。主人公の「孤独な知識人」ぷりと、彼に対する周辺の無理解ぷりがなんか嫌なので見たくはないのだが。といふか、栗山千明さん演じるおねいさんがその変な人に振り回されてるのであった。

 『三体』劉慈欣 少なくとも「王淼」とか「楊冬」とか、人名は漢字表記である。大変複雑なことに、小林快次大先生の諸著書で、ダイナソー小林がリスペクトし支那が世界に誇る古生物関係の大御所の皆さんは「シュー・シン」とか「ドン・チミン」などの表記である。あーうー。

 最近、ブックオフ黒史郎朱雀門出辺りの、ホラー短編をぼぉっと読む。で買はない。つまらないと言ふわけではないのだが、まうちょっとほしい。

 リミックスZ 蝉の生き死にの識別法(足が開いてるか)
 クイズ王について。

 スカシカシパン通信
 ニュージーランドのケア(寒冷地系の鸚鵡)
 人懐っこい
 車を集団で襲ひ、部品を壊す。靴ひもをほぐす。スキー場でビールを呷る。
 「よくしゃべる」といふしょこたん評。
 2017年 バードオヴザイヤ―で、大賞受賞。