ふたろー

いつの間にか、谷口ジロー大先生がお亡くなりになってゐる。合掌。

 「孤独のグルメ」はいいのだが、「アルプスの山並みを描ける紙を探す」といふ絵描きの根性がどうたらといふ話が大好きである。

 

あった。地元っちゅう設定だもんで、竹光侍はなむ、ちょっと反応して。

 呉智英「リアルのバカ」林彪と同時代の人が結構支那発音よりで、林さんは「りんぴょう」と表記するナニについて。…字音仮名遣では、「りんぺう」らしいのだが、

「厳密には支那語は漢字以外では表記できない」

 と言ふのは描かれてゐるがナニは無し。

どばほー

 歩く。十kmほど。結構いける。
 鬼灯の冷徹 AIと付喪神について。他いろいろ。
 へうげものが読めない。「惑わない星」も読めない。
 白竜 まぁヤクザ屋さんの抗争としてはこんなもんか。
 アオイホノオ …赤い!赤いぞ雁屋哲!て言ふか、こっち読みたいぞ!なマンガが展開。出渕裕デザイン画もさらっとあるっ!!明治期の体制とかういふ忍者観に関していろいろあるがッ!!こっちの方がっ!!!
 Remixz ワルナスビ DEVIL'stomatoとも言ふ。 無敵の外来生物しょこたんが地下茎を「ちかくき」と発音。てふか茄子でちかけいを生やすやつがゐるのか。
 ミントをしのぐ。バジリコより凶悪。「ワル」と言っても牧野富太郎大先生の命名による。山田&しょこたんがその辺にも反応。

うーむ

 赤田祐一 ばるぼら 「消されたマンガ」

 

 ブラックジャックとか、燃える!お兄さんとかは入ってゐる。

 いしいひさいち先生が あにょん。

共産党ぎらいの朝日新聞」と言ふのが書いてある。アカヒって蔑称としては妥当なのか。

 「ガクエン遊び人」(新田たつお)の「小使いさんに格下げか」は未収録。といふか存在そのものが無し。

 サザエさん問題にも言及があるが、「土人」の方は確かありゃ。

サリバン伝説の本

サリバン先生とヘレン

 いはゆる「サリバン伝説」の本。ヘレンが一歳頃に言葉を喋れた件は一切語られず、「ヘレンが肯定を頷く、否定を首を振ることで」表現し、サリヴァン先生は言語を知らないヘレンに対し言葉を教へようと努力し、井戸で水掛けてどうのかうの。

のでー

2017 0203 Remixz 

 フラッシュマンについてしょこたん大暴走。

 スカシカシパン通信は、海のサファイア(SEA sAPHIA) サッフィリーナ(height1mm~9mm) グアニン結晶でもって透明になったり銀色に輝いたり。
 昔の特撮(1970年代) 光学迷彩的な。山田五郎さんが「攻殻機動隊のような」講談社の人だから。
 おしゃれ。ピーコック革命などと絶賛。 サルパに寄生しすこしで食ひ尽くす

出口博之さんののたまはくは聴きそびれる
 
ニコライ・フョードロヴィッチ・フョードロフ(1828~1903)は、タンボフの中学を卒業後、オデッサのリツェイで勉強、中部ロシヤで教鞭をとるが、1860年代にモスクワのルミヤンツェスク博物館で司書を25年ほどやる。『ロシア・ソ連を知る事典』p496によれば、ロシヤ正教の教へをデフォに、復活を唱へ、「自然の盲目的な力を利用」しつつ、人為的な、あー、サイボーグぢいちゃんДを作る(独立栄養体かなんか)とかを説く。ジャパニーズからは「イミフ」であるがお国その他では「モスクワのソクラテス」と呼ばれてゐる。

 この「ニコライ・フョードロフ曰く。」を、ソヴィエト研究のおまけで輸入したアメリカでは、社会主義他が「ちょびえと・ちゃかい主義・ちょーわ国・ペんぽう(荒川弘百姓貴族』)ってわけわかんねー」と言はれる中、キリスト教に基づいてゐるこの辺は受け入れられ、SFに影響が見られる(永瀬唯『Dead Future REmix』)さうだけど、ドストエフスキートルストイにも影響を與へてた。さらに「ガガーリン家の親戚筋」だった。ツィオルコフスキーはロシヤ宇宙主義としてどっぱんどっぱん影響受けてたとwikipediaに書いてある。マンガ「バーナード嬢曰く。」にトルストイの晩年とドストエフスキーの小説出てたよなぁ。ちなみにドストエフスキーの本はソヴィエトでは粛正された。

でもブラヴァツキー(項目があるー)と共に襲ってる筈。

このせかを見た日

 最近全く行ってゐなかった映画館で、「この世界の片隅に」がやってたので見に行く。

 二十年くらゐ前に行った際は、不愛想すぎるおねいさんがもぎりやってたが、今回も不愛想かつマニュアライズされた対応のおねえさんがマニュアライズされたホスピタリティで、対応してくれた。

 観客席に、御年五十歳以上くらゐのおばさんが、何人かゐて、見てゐる。公開時、面白いところで、そのおばさん方が「ぷっ」と言ふ。

 能年玲奈ぢゃねえや、のんさんは「藝州弁やってる人」のやうであった。

 昭和初期当時すでに広島にサンタさんがゐたのか。ううっ。

 いはゆる「あそこCG使ってますよね?」的な部分が見えなかった。描いたやうな者であった。ちなみに私は以前見た「アリーテ姫」でのカエルのシーンは製作者がなんと言はうとCGだと思ってゐる。

 クラウドファンディングの参加者の名前で、山本弘の名前を探すも、小林靖子にゃんだの新保信長だのといふ、目的と関係ない大御所の名前しか発見できず。

 こっちは婦人会が「近所のおばちゃんがやってる」風に描かれてる。憲兵さんの横暴は相対化されてゐる。何が飛んでる際それを作ってるおいさんが仕事に対する誇りを語る様はかっこいい。

 豊穣の英雄としての楠木正成公、まぁ解放軍としての米軍の描かれ方はあんなもんだと思ふ。

こうの史代大先生の方のこの世界の片隅に

うんたほべー

1月27日のREMIXZ 特撮特集。
 冒頭 中川翔子さんは吐き気に襲はれる旨とニビルがどうたら(スケプティカルな視点で)を話す。

1980年代生まれの出口さんはストーリー重視であるが、その前の山田五郎さんは特撮重視。さう言へば前さんざんCS関係のなんぞで放送されてゐた「ウルトラマン」関係論で、山田さんはウルトラマンのモンスターデザインにしびれてゐた旨、その後の「帰ってきたウルトラマン」はそのデザインがしょぼいのでがっかりしてゐると、弟君が、その怪獣へはまってゐるため、こんこんと説教したと言ふのをやってゐた。市川森一シナリオの某は、「御言を伝えるが迫害される人」とかのドラマでトラウマ與へるので、確かに怪獣そのものはのっぺりしてゐた。
 しょこたんは「ストーリーどうでもいい」でデンジマンにかまける

 スカシカシパン通信はカクレガメ の苔だか藻が頭の頂部にモヒカンかなんかの如く生えてゐるやつ。しょこたんは「ディズニーのCGアニメに出てくるような」「かっけぇ!」と大絶賛。資料が1995年なので、このカメさんが2017年どうなってゐるかが知りたいところ。マリーリバーのカメと表現。

 REX 「バーナード嬢曰く。」を確認。女子高生が理髪屋さんでスマートフォンをいじってゐるのは近寄りがたいほど異様だと言ふのが出る。へぇ。こっちで劇中登場した、F・ブラウン「さあ、きちがいになりなさい」(星新一訳)を見て、大御所作の大御所の本で翻訳も大御所なんだけど、根拠なくがっかりする。根拠が本当にないのを祈る。

 鬼灯の冷徹。スカーレットさんはまだ可愛い。「霊感としてのアレルギー」といふ解釈は、荒俣宏関係だな。ハシラの「こっちの人形焼き屋さんの前で子供が「ねぇにんげんやきたべたい かってよにんげんやき」と言っていた」と言ふのが何となくツボ。

 白竜 マス・メディアの人が白川さんへ!白川さんまともなことをこく!以下次号!

 風雲児たち 寺田屋 がなんとか片付き、チャンバラよりもっと恐ろしい悲劇の幕が開く。

 MOVEの図鑑「恐竜」を見る。アンキオルニスがいつの間にか始祖鳥科になってゐる。おぢさんが読んだ頃はトロオドン科だったのに。アーケオプテリクス科って。

 ゴールデンボンバーの関係のおどるポンポコリン、ペンと箸が売ってた。

 1月23日発売号の週刊現代で、「がんばれ松方弘樹」記事があった。リンパ腫で苦しむ松方さんがどうたら。